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仮面ライダーAP
番外編 タイプγと始祖の怪人 第3話
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きく改めさせるには十分過ぎるものであった。中には清音のように、虚を突かれて組み敷かれてしまったケースもある。

 半端な能力しかない「失敗作」とは言え、「改造人間の男」と「生身の女」なのだ。単純な力勝負に持ち込まれたら、勝ち目は薄い。故に清音も他の美女達も、一度は「覚悟」を迫られることになったのである。

 彼女達はいずれも、雄の情欲を誘う蠱惑的な色香を持った絶世の美女であり。その熟れた芳香は、ノバシェードとは無関係な現地の男達も頻繁に惹き付けていた。

 その手合いに紛れ込むように、ノバシェードの構成員達は虎視眈々と彼女達の隙を伺い続けていたのだろう。
 男達を翻弄して来た彼女達の濃厚なフェロモンが、却ってピンチを呼び込んでしまったのだ。

 間一髪のところで貞操の危機を脱した彼女達だったが、今後もこの手の「奇襲」が来る可能性を想定しなければならない以上、早急にこの「異変」の真相を解き明かさねばならない。

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 ――歴戦の女傑たる彼女達といえど。次こそは、どうなるか分からないのだから。

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