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仮面ライダーAP
番外編 タイプγと始祖の怪人 第3話
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 ――その頃、中国の上海(シャンハイ)に設けられた高層ホテルの一室では。

「貴様が……仮面ライダーヴェノーラ、だな。散々貴様らに煮湯を飲まされて来た俺達だが、それも今日までだッ!」
「あらあら……ルームサービスを頼んだ覚えはないのだけれど、困ったわねぇ」

 仮面ライダーヴェノーラこと薬師寺沙耶(やくしじさや)が、ノバシェードの襲撃を受けていた。彼女も清音と同様に、女としての最も無防備な瞬間を狙われたのである。

 つい先ほどまでシャワーを浴びていた彼女はバスタオル姿のまま寝室に足を運んでいたのだが、そこには銃を構えた戦闘員が待ち構えていたのだ。

「一応聞いてあげるけど……どうやってこのホテルを突き止めたのかしら? いつもは簡単に撒かれてくれるのに……今日は可愛くないのね、あなた達」
「黙れ、貴様らに教えることなんて無いッ! ……変身装置にも様々な形状パターンがあると聞いてるぞ。何かそのバスタオルの下に隠してるんじゃないだろうな!?」
「あらあら、せっかちな上に誘い文句も下手なのね。そんなにこのタオルを脱がせたいのなら、もう少しその気になれる言い方を考えなさい」

 男を惑わす豊満な肉体を辛うじて守っている、たった1枚のバスタオル。その先に隠されているのであろう白い柔肌に思いを馳せ、戦闘員の男は声を荒げていた。

 一方、当の沙耶は銃口を突き付けられているというのに全く動じておらず、腕を組んで豊穣な乳房を寄せ上げ、妖艶な笑みを浮かべている。

 シャワーを浴びたばかりだというのに、匂い立つような彼女の色香がこの一室を満たしていた。
 スラリと伸びる肉感的な脚はありのままの姿を晒しており、安産型の巨尻と雄の本能を刺激する爆乳は、バスタオルで抑えていないと零れ落ちてしまいそうだ。

「でも、そういう自分に素直な子は好きよ。……いいわ、特別に……見せてあげる」
「えっ……!?」

 その暴力的なまでの色香と、彼女の言葉に思わず戦闘員が息を呑む瞬間。
 沙耶は自ら胸元に指を掛けると――戦闘員の顔面に向けて、バスタオルを勢いよく脱ぎ捨てた。

 絶世の爆乳美女が、文字通り一糸纏わぬ姿になるのと同時に。戦闘員の視界も、純白のバスタオルに覆い尽くされてしまう。

「うぉっ……!?」
「――はぁあッ!」
「ごはぁッ!?」

 白く肉感的な脚が弧を描き、そのキックが戦闘員の延髄に炸裂したのは、それから間も無くのことであった。

「例え改造人間でも、基本構造が人間と変わらないなら『急所』も同じ。……ふふっ、あなた達の場合はなおさらでしょう?」

 強烈なハイキックの衝撃により、露わにされた白い爆乳と巨尻がどたぷんっと躍動する。ふわりと弾んだブラウンのロングヘアから、芳醇な女の香りが漂う。
 だが、
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