第百二十六話 ロック、狼を知るのことその九
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こうしてだった。男は都の真ん中で首を刎ねられたのだった。
そういうことあった。そしてだ。
ふとだ。劉備がこんなことを言いだした。
「ねえ。ちょっと考えたんだけれど」
「はい、何でしょうか」
「決戦の前にね」
己の前に立つ関羽に対して話す。
「皆で宴会しない?」
「宴会ですか」
「うん。それでどうかしら」
一聞と何でもない話だ。しかしそれがだ。この国で今までなかった宴になるのだった。
第百二十六話 完
2011・11・17
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