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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第97話 折れた形見の包丁!?次の目的はメルクマウンテン!小猫ちゃんの包丁と研ぎ師メルク登場!
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そうです。依頼人との仕事のやり取りは常に手紙やメールのみで容姿は謎に包まれています。噂じゃ実は女なんじゃないかっていう説があるくらいです」
「ふーん、人嫌いなのかねぇ」
アザゼル先生にメルクのことを話すイッセー君だけど容姿までは知らないと話す。
僕達もメルクさんの作る包丁が凄いっていう事は知ってるけど容姿はまったくといって情報が出てこなかったんだよね。
「まあでもただ物じゃないのは確かですよ。なにせメルクは自身で高レベルの猛獣から素材を捕獲するくらいだから恐ろしく強いって思われていますし、自身の作った包丁の切れ味を試す為に猛獣を斬ったり時には自分自身を斬って確かめたりしてるみたいです」
「ひえー、おっかねえな。職人も行き過ぎれば狂人だな」
「あくまで噂ですけどね。まあメルク本人に会えばそれも分かりますよ。ただし……」
すると僕達の目の前に巨大な岩山が現れた。しかも丁寧に作られた階段が天に届くほど伸びていたんだ。
「な、なんだ!?でかい階段が現れたぞ!?」
「ここがメルクマウンテンの入り口です。この階段はメルク本人が作ったと言われています」
「マジかよ!?滅茶苦茶デカいな、どんな巨人が使ってるんだよ……!」
アザゼル先生の言う通りその階段は一段が僕達と同じくらいかそれ以上の高さがあるんだ。こんな階段を普通に使えるなんてどれだけ大きな人なんだろうか、メルクって人は。
「あれ?もしかしてイッセー?それなら……あっ、祐斗くーん!」
「クポー!」
「ティナさん!?どうしてここに?」
階段の一段目に上ろうとすると、なんとそこにティナさんとクルッポーが現れて僕に抱き着いてきた。
「どうしてここに貴方がいるんですか?」
「実はね、謎に包まれているメルク本人に取材を申し込みに来たの。でも雇っていた美食屋は逃げちゃって途方に暮れていたのよ。まさか祐斗君達が来るなんて思っていなかったけどね」
「相変わらずの行動力だな……」
ティナさんの行動力にイッセー君が呆れていた。
「でも危険じゃないですか、どうして僕達に声をかけなかったんですか?」
「会いに行ったんだけどいなかったしD×Dに行く機械の使い方知らなかったから……」
「ああ、なるほど……」
多分それは僕達が冥界に行ってるときの事だね。運悪く入れ違いになっちゃったのか。
「まあ運が良かったな、俺達もメルクに会いに行くところだ。ついてくるのは良いがメルクを怒らせるようなことはしないでくれよ?」
「了解!あれ?そういえば見知らぬ人がいるわね。この人もイッセーの仲間なの?」
「なんだ、祐斗の彼女か?お前も隅に置けねぇな」
イッセー君は付いて来いって彼女に言う
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