暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第97話 折れた形見の包丁!?次の目的はメルクマウンテン!小猫ちゃんの包丁と研ぎ師メルク登場!
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闘気も貴方が出したものですか。見た感じ歳はそこまで離れていないと思うがあれだけの闘気を持つ上にスケイルコングの体を傷つけずに鱗のみを切り落としたその技術……もしかして研ぎ師メルクのお弟子さんですか?」
イッセー君は男性にメルクの弟子かと尋ねた。あれだけの技術を持っているなら間違いなくメルクの関係者と僕も思うよ。
だがその質問に男性はイラっとした表情を浮かべる。
「オレの名はメルク。研ぎ師メルクとは俺の事だ」
「なっ……!?」
男性の言葉に僕達は驚いてしまった。ずっと謎に包まれていた研ぎ師メルクの正体がこんな若い男性だったなんて思ってもいなかったからだ。
「ここに直接人が来たのは何年ぶりだろうな。さて、君たちはオレにどんな仕事の依頼をしに来たんだい?」
男性……メルクさんは不敵な笑みを浮かべてそう尋ねてきた。
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