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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第97話 折れた形見の包丁!?次の目的はメルクマウンテン!小猫ちゃんの包丁と研ぎ師メルク登場!
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とティナさんは元気に返事をした。そして初対面だったアザゼル先生と自己紹介をしあうと僕達は一緒にメルクマウンテンを登り始めた。
「はぁはぁ……んしょ……くそッ、登りにくいなあ」
「アザゼル先生、そんなにのんびりしてたら日が暮れてしまいますよー」
初めてG×Gの食材探しに来たアザゼル先生は過酷な山登りに少し息を切らしていた。
「うっせーよ!そもそもこんな過酷な山登りするなんて想定してなかったんだ!そもそもなんで飛んじゃ駄目なんだよ!」
「だってそれじゃ修行にならないし……そもそもこの辺りの空は怪鳥の巣ですから飛んでいたら襲われますよ」
「うっ……」
イッセー君の言う通り空には大きな怪鳥が何体も飛んでおりそれを見たアザゼル先生はげんなりとした顔をする。
「ほらほら、分かったら頑張ってください」
「くそっ!やってやるよ!」
アザゼル先生は気合を入れなおして階段を上り始めた。流石に一日では登り切れなかったので途中の段で一夜を明かすことにした。
「んぐんぐ……ぷはー!疲れた後の一杯は格別だな!」
「こんな時にまでお酒ですか?マンサム所長みたいですね」
「うっせーな、飲まなきゃやってらんねぇんだよ!そもそもお前らの体力がおかしいんだよ!人間であるアーシアやティナって娘も息を切らしてねえし……」
「あの二人も結構な頻度で危険な場所に行ってますから体力が付いたんでしょうね。前は空の上まで行きましたし」
「つくづくおかしな世界だな、ここ……」
夕食中にお酒を飲むアザゼル先生は疲れたと言う。まあ確かにアザゼル先生はどちらかと言えばインドアなタイプだろうし山登りは想定してなかったんだろうね。
「それにしても急に押しかけたりして大丈夫ですかね?」
「どうしたんだ、小猫ちゃん?」
「いやだってこんな誰も来ない岩山を職場にしてるって事は気難しい人なんじゃないかなって思って……もし機嫌を損ねて包丁を直してもらえなくなったら……」
「まあその時はその時に考えよう。会ってもいないのにどうこう考えても仕方ないからな」
「……そうですね、まずは会ってみてからですよね」
イッセー君の励ましに小猫ちゃんは笑みを浮かべた。包丁を直してもらえると良いね。
その後僕達は寝袋に入って就寝する。見張りはイッセー君とテリーがしてくれるそうだ。
「ふふっ、あったかいね」
「そうですね……」
僕はティナさんと一緒の寝袋に入って寝ている。クルッポーは僕達の側にいるが気を使って寝袋には入ってこなかった。
「ティナさんは寝ずらくないですか?」
「祐斗君の腕枕が気持ちいいから大丈夫よ」
「なら良かったです……」
僕はそう言うとティ
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