第四幕その九
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「そこからスーパーファミコンも出て」
「そうそう、遥かに凄くなってね」
「どんどん凄いソフトやゲーム機が出て来て」
「今はもうね」
ボームさんは笑顔で応えました。
「このファミコンから観たら」
「夢みたいだね」
「そこまでのものだね」
「全くだよ」
「これ以上はないと思っても」
ドロシーも言います。
「それでもね」
「どんどん凄くなるわね」
トロットがドロシーに応えました。
「ゲームも」
「そうよね」
「あらゆるものがどんどん進歩してね」
「よくなっていくのね」
「それも際限なくでね」
「これ以上はないっていうことこそない」
「そうよね」
二人もこう言います。
「そうしたものね」
「あらゆるものが」
「いや、本当だね」
トトは二人のその言葉に頷きました。
「何でもこれでもう限界はないってないよ」
「絶対にそれ以上進歩してね」
エリカがトトに応えました。
「凄くなるわね」
「全くだね」
「このテレビにしてもだよ」
ムシノスケ教授はボームさんがファミコンをつないでいるそれを見ています、そのうえでお話します。
「最初出て来て凄いと思ったね」
「科学と魔法の粋だってね」
モジャボロが応えます。
「僕達は素晴らしいものに出会ったってね」
「思ったね」
「映画を普通に何時でも自宅で観られる」
「そうなったとね」
「あの時は嬉しかったよ」
「しかしそれが」
教授は目を喜ばせてお話しました。
「白黒がカラーテレビになったね」
「それもすぐにね」
「そしてテレビ自体も画面がどんどん大きくなって」
「軽くなっていってね」
「そこもだよ」
まさにというのです。
「変わったよ」
「そうだね」
「進化したんだよ」
「今ではコメントも書き込めるからね」
弟さんはオズの国のテレビの機能のお話もしました。
「それぞれの番組で」
「そうなっているね」
「インターネットの動画サイトでも観られるし」
「本当に変わったよ」
「そうしてだよ」
「何でもどんどん変わっていくね」
「進化するんだよ」
まさにというのです。
「オズの国ではね」
「その通りだね、そしてファミコンも」
「今ではプレイステーション5だよ」
「それに至っているね」
「うん、けれどそのファミコンも今観てみると」
そのプレイをです。
「面白いね」
「全くだね」
「本当に今観ると何でもないわね」
ビリーナはまずは少し辛口に言いました。
「こんなの全然凄くないわ」
「ええ、子供でも作れる位で簡単にクリア出来る」
ガラスの猫も言います。
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