第五百十一話 グロンギとの死闘その十五
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「だからね」
「このままだな」
「攻撃を続けていくわ」
「僕もいきます」
星鎖は自分の攻撃を砲撃の様に行いつつ言った。
「こうして」
「そう、例え平気な様でも違う筈だよ」
貞松は星鎖に述べた。
「だからだよ」
「このままですね」
「攻撃を続けていこう」
「わかりました」
「絶対に倒れない敵なぞいない」
マーリンの言葉は冷静なものだった。
「なら何時か必ず」
「倒れますね」
「そうなる」
エリザベスにこう答えた。
「安心していなさい」
「それでは」
「これまでスサノオは絶対に最後は倒れていたよな」
総二は激しい攻撃を繰り出しつつ言った。
「もうそれが答えだろ」
「ええ、そうね」
愛香は総二のその言葉に頷いた。
「まさにね」
「だったららな」
「このまま続けていくことね」
「それしかないだろ」
「ええ、本当にね」
「案ずることなないでありんすよ」
シャルティアはむしろ攻撃を出すことを楽しんでいた、言葉にも顔にもそれがはっきりとでている。
「そのうちに神様も倒れるでありんすから」
「ええ、考えるまでもないわ」
アルベドも今はシャルティアと同じ考えだった。
「このまま戦っていくことよ」
「幾らスサノオの攻撃が激しく強くともでありんす」
「あちらは一柱、私達はこれだけいるのよ」
「数では圧倒的でありんす」
「後は油断しないだけよ」
それでいいというのだ。
「皆さんもその様にね」
「戦っていくでありんすよ」
「その通りだね」
タスクも頷いた。
「俺達は一人じゃないんだから」
「これだけの者がいるならだ」
プリシラ=バーリエルは堂々とした顔で言い切った。
「何が問題がある、一騎当千の者達がな」
「これだけいるからだね」
「神ですらものの数ではない、五代殿と共にだ」
中心になって戦うクウガも見て言った。
「神を倒すぞ」
「うん、今からね」
「我等全ての力を一つにしてな」
こう言ってだった。
プリシラも攻撃を仕掛ける、そうして全員でだった。
スサノオの攻撃をものともせず自分達の攻撃を続けていった、すると。
スサノオの方膝が曲がった、理詰夢はそれを見逃さなかった。
「いよいよだよ」
「はい、ならです」
信が応えた。
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