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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百二十六話 ロック、狼を知るのことその二
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女が牧を務めるその二州のことを話してだった。
「それ位ね。天下を治めることは器じゃないわ」
「それは違うと思いますが」
「ですが」
「ええ。あの娘は天下全てに笑顔をもたらすのよ」
 揚州や交州だけでなくというのだ。
「そうした娘だから」
「それだけにですね」
「あの方こそが」
「そうよ。劉備は天下の器よ」
 孫策も認める程のだというのである。
「あの娘ならやってくれるわ」
「では雪蓮様はですか」
「あの方と共に」
「元々皇帝とかには興味がなかったしね」
 実はそうしたことは考えていなかった。孫策はそのことも話す。
「それは結局袁紹や曹操も同じだったみたいだけれど」
「なら皇帝は」
「やはり劉備殿ですか」
「あの娘しかいないわ。袁術は子供だし」 
 だから彼女も駄目だというのだ。

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