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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百六話 20××年 5月6日 その2
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ら単刀直入に言わせてもらう、高村友助、お前はもうヤヨイと関わらないほうがいい」
「なんですか?いきなり?関わるも関わらないも、俺とヤヨイちゃんは家族なんですよ」
「友助、お前、長生きしたいか?それとも早死にしたいか?」
「そりゃあ、長生きしたいに決まってますよ」
「なら、もう、ヤヨイとは縁を切れ、そうすれば、お前は『ブレイズ』に人質として利用されずに済む、そのせいでヤヨイも傷つかずに済む」
「い、意味がさっぱりわからん」
「簡単に説明すると、俺とヤヨイはとある『組織』に所属している、その『組織』と敵対しているのが『ブレイズ』だ」
「ちょっと待ってくれ!確か、昨日のナガツキちゃんの話が本当なら『ブレイズ』にはアカリさんが所属しているはずだ、ということはアカリさんとヤヨイちゃんが敵対しているってことなのか?」
「これはおそらく、俺の予想だが、昨日、ナガツキがお前の家を訪れたのは、『ブレイズ』にヤヨイを勧誘するためだ」
「そうそう、確か、昨日そんな話をしていた」
「それが事実だとすると、アカリは自分の娘であるヤヨイと敵対することを恐れていると思われる」
「そっか、それはよかった。でも、その『組織』とか『ブレイズ』とかいうのはいったいどういう理由で敵対してるんだ?」
「簡単に言えば、戦争だ」
「戦争?もしかしてサバゲーとか?」
「違う!本物の戦争だ」
「ちょっと待ってくれよ、最近のテレビのニュースでそんな話を聞いたことは...まさか」
「気づいたようだな、昨日のニュースでビルが爆発する映像が流れただろ、あれが俺達と『ブレイズ』との戦争だ」
「でも、昨日のニュースじゃ、あの爆発はビルの機械の故障だって言ってたぞ!」
「それは俺たちがテレビ局に情報統制を敷いたからだ。もし、この国で人間同士の戦争が起きていることを各テレビ局が一斉に報道したどうなると思う?」
「そりゃあ、町中パニックになるな...」
「そうだ、パニックになった国民はなにをするかわからない、そして俺達にはそれに一々対応している時間も戦力もない」
「それで、どうして戦争してるんですか?」
「この世界には『怪異』という精神生命体がいる」
「『怪異』?精神生命体?それってゲームや漫画ですか?」
「違う、『怪異』は現実に存在する。『怪異』は普通の人間には目に見えない精神生命体だ。そして『怪異』は人間の心に寄生して、寄生した人間の心に不安やストレスを与える」
「不安やストレスなんて、別に、誰にでもよくあることじゃないですか?」
「だから、その誰にでもよくある不安やストレスを人々に与えているのが『怪異』なんだよ。人間が犯罪を犯したり、自殺をしたりする動機には必ず、人体に寄生した『怪異』により発生した不安やストレスが原因になっている。そして俺たちの『組織』はその『怪
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