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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百五話 20××年 5月6日
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第百五話 20××年 5月6日

5月5日
ヤヨイちゃんと家族の友情を確かめるスキンシップをしていると、それを遮るかのようにナガツキちゃんが我が家に来訪してきた。
「おじゃましま〜す」
「あのさ、ナガツキちゃんとアカリさんはいったいどういう関係わけ?」
「関係?う〜ん、上司と部下みたいなもんかな」
「ナガツキちゃん、就職したの?」
「そ、友助もちゃんと就職しないとヤヨイちゃんのこと幸せにできないわよ?」
「よ、余計なお世話だ!でも、とりあえず、就職おめでとう」
「あんがと」
ヤヨイちゃんが紅茶の入ったコップをナガツキちゃんの前にあるテーブルに勢いよく置く。
「おー!こわッ!私、なんかヤヨイちゃんを怒らせるようなことした?」
「用件が済んだらとっとと帰ってください...」
「あれ?ヤヨイちゃんとナガツキちゃん、喧嘩でもしたの?」
「してないけどさ、私だってここに好きで来たんじゃないのよ、これでも結構命がけなんだから」
「命がけ?命がけでうちに来たの?」
「もう〜友助ったら冗談よ、冗談」
「でも、なんで、わざわざアカリさん本人じゃなくてナガツキちゃんがうちに来たんだい?」
「それはヤヨイちゃんの方が詳しいんじゃないの?」
「ふぇ、ヤヨイちゃん、アカリさんとなんかあったの?」
「それよりナガツキちゃん、お母さんからの伝言を早く聞かせてください」
「そうだよ!伝言!早く聞きさせてよ!」
「うん、まぁ簡単に説明するとさ、今、私とアカリさんが所属している組織『ブレイズ』にヤヨイちゃんを勧誘しに来たのよ。杉本から聞いたでしょ、カンナもこっち側についたって」
「ちょっとまってよ、よくわかないけどさ、ヤヨイちゃんはまだ女子高生だよ。それに組織ってなんだ?会社じゃないの?カンナって誰だ?」
「友助はちょっと黙ってて、私はヤヨイちゃんの返事を聞きに来たの。それに、あんまりここにいると私もけっこーやばいのよね、だから返事は早めにね」
「そういうことなら、私が返事をするまで、ナガツキちゃんはこの家を出ることはできないってことですね...」
「なに?やんの、友助の前で?」
「ちょっと二人とも、そんなに怖い顔してにらみ合わないでよ!」
「私は今まで通り友助さんを守ります、それが私の答えです」
「アカリさん、きっと悲しむわよ」
「今も、そして、これからも、たぶん、悲しませることになると思います」
「『組織』と『ブレイズ』、どっちに味方した方があなたと友助のためになるか、考えればわかるはずよ」
「私の答えは変わりません、もう帰ってください、でないと」
「あっそ、じゃあ、次、会った時はもう容赦しないわよ」
「それはこちらのセリフです」
「絶対、後悔するわよ...」
「後悔のない人生なんてありません」
「どうすれば後悔せ
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