習得
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「うん…リュリュの料理を食べた事あるよね…?」
「「はい」」
「僕はアレを食べきる事が出来る…まぁ、不味いけど泡ふいて倒れる程じゃない…僕にとってはね」
「アレを食べきれるお父さんは、凄いと言うより何処かがおかしいですわ!」
「あははははは…でもね、ルーラの特性を得る為に飲む薬は、僕ですら気絶する不味さなんだよ!…それでも耐えられるかい?」
「「……………」」
リュリュのクッキーを食した事のある2人は、それ以上のダークマターの存在に沈黙してしまう。
「わ、私はムリですぅ…アレですらムリですから!」
主語を発しない彼女の台詞に、他の者も大凡感じ取る事が出来る。
「ティミーはどうだい?」
「………あれ以上ですか…正直考えちゃいますね…」
「まぁ、お前にはもう関係かもしれないが、ルーラの薬を飲んだ事があれば、リュリュの料理は苦痛じゃ無くなる。…勿論、不味い事に代わりはないが…」
「なるほど…それであのクッキーを平らげる事が出来たのですね…」
話題が話題なだけに、皆の食が滞る…
リュカだけが、気にすることなく食事をお代わりする…
皆、リュカの胃袋が羨ましくなる時があるのだ。
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