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レーヴァティン
第二百六十三話 全ての話を整えその一

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                第二百六十三話  全ての話を整え
 英雄もまた書類仕事をしていた、彼もまた仲間達と共にそうしていたが。
 ここでだ、彼は言った。
「あと少しで今の仕事も終わるな」
「そうなるっちゃな」 
 愛実が応えた。
「無事に」
「書の決裁も政でだ」
「まことに欠かせないものっちゃ」
「そうだ、会談等も政だが」
「こうした書のこともっちゃ」
「立派な政でだ」
「これをしないと本当にっちゃ」
 まさにというのだ。
「国が動かないっちゃ」
「そうだな」
「それで今うち等はしているっちゃが」
「それもだ」
 英雄は印を押しつつ話した。
「今日の分は終わりだ」
「それでっちゃよ」
「また明日だな」
「そうなるっちゃ」
「明日もまた山の様にだ」
 それだけ多くというのだ。
「書があるからな」
「全て決裁するっちゃ」
「どうも俺達は書類仕事も早いらしいな」
 見ればかなりの速さで文章を読み是非を判断しそのうえで印を押している、一枚一枚しているが驚くべき速さだ。
「そうらしいな」
「それは能力とスキルでっちゃ」
 その二つでというのだ。
「なっているっちゃ」
「そちらでだな」
「政治力が低くてっちゃ」
「書類仕事のスキルもないとな」
「どうしてもっちゃ」
 書類の決裁はというのだ。
「遅くなるっちゃ」
「そういうことだな」
「うち等は政治力も高くてっちゃ」
 そうしてというのだ。
「それと共にっちゃ」
「スキルもあるな」
「そちらの」
「だからだな」
「決裁も速いっちゃ」
 こちらもというのだ。
「そうなっているっちゃ」
「そういうことだな、ではだ」
「毎日っちゃな」
「素早く決裁をしてな」
 そうしてとだ、英雄は言った。
「そのうえでだ」
「仕事をどんどんしていくっちゃな」
「仕事は速く確実にな」 
 この二つを両立させてというのだ。
「行っていくとな」
「最善っちゃ」
「確実が一番でだ」
 そしてというのだ。
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