第五百十一話 グロンギとの死闘その二
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「それ次第でね」
「どう戦うかだね」
「安心しなさい、これまでのどの敵も頭に入れてるでしょ」
ルイズは双子に強い目と声で話した。
「そうでしょ」
「うん、そう言われるとね」
「私達だってね」
双子もそれはと答えた。
「全部の組織や種族の怪人のこと知ってるよ」
「はっきり言えるよ」
「そうでしょ、だったらよ」
それならというのだ。
「もう何でもないわ」
「敵のことがわかっていてだ」
バックスも話に入ってきた。
「我々のこともわかっている」
「まさに百戦危うからずですね」
七海が応えた。
「そうですね」
「今の私達はな」
「そうですね」
「だからだ」
それでというのだ。
「最早動じることはない」
「動じる段階ではない」
火織も言って来た。
「そうだな」
「食べものも飲みものもある」
「医療品も薬もな」
セルジュとハスガはこのことを話した。
「ならばだ」
「問題はない」
「そうだな」
「ではこれからだ」
「戦っていくか」
こう話した、そしてだった。
そうした話をしつつだ、戦士達は決戦の時間が来るのを待っていた。その時間になるとにゃんぱいあが言った。
「時間だニャ」
「わかったよ」
五代はにゃんぱいあに確かな声で応えた。
「じゃあ今から変身するよ」
「そして皆もだにゃ」
「戦うよ」
「宜しく頼むにゃ」
にゃんぱいあはこう応えてサポート役の場所に向かった、五代はその彼に見られながらクウガに変身した、そして。
自分達がいる桃配山からだ、下を見るとだった。
グロンギの大群が迫っていた、クウガはその彼等を見て言った。
「きたよ」
「はい、ではですね」
めぐみんも彼等を見つつ言った。
「はじめますね」
「うん、まずは下から迫る敵にだよ」
「爆裂魔法ですね」
「うん、やってくれるかな」
「この時を待っていました」
「私も攻撃していいですね」
ゆんゆんはクウガに尋ねた。
「ここで」
「頼めるかな」
「はい、やらせてもらいます」
「私もです」
ウィズも身構えて言ってきた。
「やらせてもらいます」
「是非ね」
「それでは」
「空に上がるね」
犬屋敷もクウガに言ってきた。
「これから」
「はい、お願いします」
クウガは犬屋敷にも応えた。
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