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チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
R5話 顕現するEnemies【敵対者】&Colors【虹】
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感ずる侑???と、そこに足音が。


「遅れてごめんなさーい!!」
「お、歩夢!」


息を切らしながら歩夢はかすみに告げる。


「あの、自己紹介なんだけど……いま!撮ってもらっていい?」
「あ…はい。」



〜〜〜〜〜




歩夢は先ほどまでの飾り気満載の自己紹介をやめた。

飾り気のない素の自分。引っ込み思案で、それでいて芯のあるヒロイン像をそのまま反映させた自己紹介。


「ふぅ…どうかな?」
「ふぁ〜!すっごくカワイイ!!トキめいちゃったよ歩夢!!」


侑は感想を隠すことなく歩夢に伝え、そのまま歩夢に抱きつく。イチャつく2人をかすみは咳払いする。


「コホン……かすみんの思い描いたモノとは違いますけど???カワイイから合格です!」
「本当!?よかった〜!」


歩夢は安堵したように深呼吸する。

侑は歩夢から離れると、かすみの方へと歩き始め、やがて彼女を通り過ぎる。


「多分、やりたいことが違っても大丈夫だよ!」
「え?」
「うまく言えないけど……自分なりの1番をそれぞれに叶えるやり方ってきっとあるよ!」
「そ,そうでしょうか……?」


かすみは自信なさげに俯く???が、そんな不安は次に吹き飛ぶ。


「探してみようよ!!」
「…!」
「それに、そっちの方がきっと面白くそうな未来が待ってる……そう感じるんだ!!」


侑が描く未来……スクールアイドルは基本的に団体として描く未来がある。しかしそれでは他の色が塗りつぶされてしまう???いわば、黒か白に染まる他ない。しかしそれでは虹は描けない。

虹を描けるような……そんな世界へ。


「はい……そう思います!!可愛いし…そっちの方が楽しそうです!!」


かすみは胸の中が躍るような感覚で、ありえないような段差をジャンプで飛び越える。突然のことに侑と歩夢は呆然とするが、かすみんは構いなく歩夢を指差す。


「歩夢先輩!今回のはさすがでしたが……この世界で1番可愛いのは???かすみんですよ!!」





Poppin'Up!(歌: 中須かすみ)





Fin


????※????





『そうだ……自分だけの理想の世界は自分こそ叶えられる。』


歩夢と侑、かすみを陰で見ていた……ハイパーロード2人。ハイパーロードMがいう言葉に彼の伴侶??右にシニオンを作った輝く虹髪のハイパーロードAは言い返す。


『あなた……「力」を使ったわね!?』
『あぁ。希少な「ただの人間」が物理無視のジャンプをした方が、面白いだろ?』
『法則を作り出したのもこの私!それを最も簡単に破壊されたら困るよ!!』
『………
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