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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第96話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!後編
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よ!この力のお蔭でまだ戦えそうだわ!


「滅びよ!」


 私は敢えて滅びの魔力で桜さんを攻撃する。桜さんは当然それを余裕で回避した。


「何が起こったかは分かりませんがそんな攻撃では僕を捕えることなど……!?」


 私は回避された滅びの魔力に一瞬で追いつくと反対側から滅びの魔力を蹴り飛ばして再び桜さんの方に向かわせた。


 しかも蹴った衝撃でさっきよりもさらに速度が増しており今までで一番早く向かっていった。


「はっ!」


 だが桜さんは不安定な体制でありながらそれを完全に避けて見せた。しかし不安定な体勢から更に無茶な動きをしたから流石によろけてしまったようだ。


 その隙を逃さなかった私は疾風紅蓮撃で彼を攻め立てていく。先ほどは殆ど防がれちゃったけど、今はちゃんと当てることが出来るわ!


(この異様なパワーアップ……グルメ細胞に目覚めたのか?いや違う、この力は別のモノだ!)


 私はトドメの一撃で彼を吹っ飛ばした。だが桜さんは見事な体さばきで受け身を取った。でも構わないわ!これで決める!


「グ……レ……」


 両手を腰に引き、手を重ねてその間に魔力を溜める。


「モ……リ……」


 そして圧縮した魔力を前方に突き出して掌から魔力を出す。


「イィィィィィィィィィィィィィィィッ!!」


 そして最後に気合を入れてそれを一気に解き放った。これが私の新しい技の一つ『グレモリー砲』よ!


 この技の特徴は滅びの魔力じゃないから速度も速いし溜める隙が少ないからいつでも使える万能な技として編み出したの。


 受け身を取ったばかりで体勢を崩していた桜さんはかわせずに先程のように両手で受け止めようとした。


「うぉぉぉぉぉっ!!『流桜』!!」


 そして私のグレモリー砲を両手で受け止めた。どうやらあれは闘気のエネルギーで掌を覆ってガードしているみたいね。


「ま……負けるものかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」


 腹の底から力を湧きあげて更に魔力を作り上げる、そしてそれらを一気に放った。より大きくなったグレモリー砲は桜さんを巨大な爆風で覆い隠した。


「ハァ……ハァ……!」


 流石に辛いわね……でもあれなら……!?


 私は希望を持ったが、砂煙が晴れてそこには攻撃を受け流した桜さんが立っていた。


(まさかあの状況で攻撃を受け流すなんて……!?)


 流石にノーダメージとはいかなかったようで結構なダメージを負っているようだけど、まだまだ戦えそうだわ。


「くっ……まだまだこれからよ!」


 私は更に攻撃を続けようとしたが急に体に力が入らなく
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