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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第96話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!後編
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す方法が見つかっておらずかかったら延命処置するしかできなかった。


「あの子が何をしたというの?滅びの魔力が遺伝しなかったのは弟にだって問題があったはずよ。なのにすべての責任をミスラが背負いあの子も息子のサイラオーグも苦しんだ……」
「……」
「でもあの男が言ったのよ。私が言う事を聞けばミスラを目覚めさせてやると……だから私はその男にかけることにした。ミスラを治してもらいそして悪魔たちすべてをGODというアイテムで洗脳してもらうの。そうすればもう彼女達のような悲しい思いをする悪魔はいなくなるわ。リアス、貴方はそんな悪魔たちを導く頂点になるのよ。そうすれば貴方が力によって苦しめられることはなくなるわ」
「お母様……」


 お母様はそんなにも追い込まれていたのね……GODを悪魔を洗脳できるアイテムなんて嘘まで吹き込まれて……


 まあ食べたら誰でもトリコになってしまうらしいからある意味嘘ではないのかもしれないけど……


「だからリアス、貴方は私の言う事を聞いておけばいいのよ。そうすれば貴方は地位も名誉も得られるわ。良い子だから言う事を聞きなさい」
「……お断りします」


 私は差し出された手を払いのけた。


「どうして?どうしてここまで言って分からないの?」
「お母様こそどうかしています!本当にそんな奴が信用できると思っているんですか!?」


 お母様の気持ちは良く分かった。でもやっぱりそんな奴を信頼なんてしちゃ駄目だと私は思うわ。


「ミスラおばさまの事ならIGOに相談すれば何とか出来るかもしれないわ!だから……」
「……もう遅いのよ。赤龍帝の子にサマエルの血を盛った時点でその人たちを味方につけることは不可能よ」
「そ、それは……」


 以前は悪魔にG×Gのことを話せなかったからミスラおば様の事を相談できなかった。でも今なら出来るわ。


 でもお母様はもう遅いと首を横に振った。


 確かにイッセーにそんな事をしたら幾ら一龍さんでも許さないかもしれない……でもイッセーが生きている今ならまだチャンスはあるはずよ。

 
 なんとかお母様を説得しないと……


「リアス、なら私と賭けをしないかしら?」
「賭け?」


 悩む私にお母様は何かを提案してきた。


「そう、賭けよ。私が用意する戦士と戦ってその人に勝てたら貴方の言う事を聞いてあげるわ。でもそれが出来なかったら私の言う事を聞いてもらうわよ」
「何でそんな事を……」
「親としての慈悲よ。私も娘を洗脳したいとは思わないもの」
「……分かった、その賭けに乗るわ!」


 私はお母様の提案を受け入れた。イッセー、皆、待っていて!必ず助けるから!


―――――――――

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