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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第96話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!後編
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、隠居して滅多に姿を見せない方もいるらしいわね」
「へぇ〜」


 私もまさか初代グレモリーのお方が生きていたなんて知らなかったから驚いたわ。


「初代様は精神的に老いるのを嫌って殆ど寝ているらしいの。定期的に起きるみたいなんだけど、今回は事が事だから直接起こす事になったんだけどそれだと時間がかかるらしいわ。だから次に会いに行く時までには起こしておくってお父様は言っていたわ」


 私は桜さんとの戦闘中に起こった謎のパワーアップについてお父様に聞いたのだけど、ほとんど何も分からなかったわ。でも初代様なら何か知っているかもしれないとのことで次に会いに行く時までに起こしておいてもらうことにしたの。


「まああの力はすさまじいけど消耗が激しそうですから今後は体力の上昇をメインに鍛錬をした方が良いかもしれませんね」
「そうね、私も鍛錬の内容を見直さないといけないわね」
「もしよろしかったら僕がリアスさんの指導をしても良いですか?あの力は闘気に似ていたので力になれると思います」
「本当に?ありがとう、桜さん!」


 一緒に列車に乗っていた桜さんが指導してくれるって言ってきたのでそれに乗ることにした。彼ほどの実力者なら絶対に力になってくれるはずだわ。


 因みにこの桜さん、もう察してると思うけどG×Gの美食屋らしいの。私の対戦相手は演技がバレない様に全く知らない人が良いって話が出た時、イッセーが一龍さんに話をして紹介してもらったのが彼らしいわ。


 どおりで強いはずよ。あんな実力者がD×Dにいたら絶対に眷属にしようと悪魔が動いてるはずだもの。


「そうだ、イッセー。ミスラって悪魔の話を聞いてくれないかしら?」
「リアスさんのおばさんですよね?ヴェネラナさんから相談を受けています」
「あら、そうなの?」


 私はミスラおば様のことを話そうとしたけど、どうやらイッセーは既に知っていたようね。


 お母様が禍の団に協力したとかサマエルの血とかはお兄様が作った台本だったけど、ミスラおば様の事はお母様の本意だと思ってる。だから私もどうにかしたかった。


 でもお母様はそれよりも早くイッセーに相談していたのね。


「リアスさんの身内の人からの相談ですし無碍には出来ませんよ。俺もG×Gで眠りを解除できる食材がないか調べてみます」
「ありがとう、イッセー!」


 イッセーの言葉に私は希望を抱いたわ。G×Gの食材なら眠りの病気を治せる食材もあるかもしれないもの!サイラオーグにも連絡しておかないといけないわね!


「本当に部長の身内という理由だけで動いているんですか?もしかしたらお礼にヴェネラナ様を好きに出来るとか約束してませんよね?」
「いや、してないから……」

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