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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第96話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!後編
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 私と戦った桜さんはベオウルフとお酒を飲んでいたわ、ベオウルフも悪魔の中では若い方だからお互い若者どうしで話が合うみたいね。


 私もイッセーや朱乃と一緒にミリキャスに私達の冒険を話してあげたわ。この子なら言いふらしたりしないだろうし、私の冒険を目を輝かせて聞いてくれた。


 後ミリキャスはテリーを見て触ってもいいかと目を輝かせていたけど、テリーは自身の体にミリキャスが触れる事を許してくれた。テリーは良い子ね。


 ミリキャスはふわふわのテリーの毛皮を触ってもふもふを堪能していたわ。


 そしてその日の晩はお母様と一緒に寝たわ。いつまた帰れるか分からないからいっぱいお母様に甘えた。


 そして翌日になり私達はお母様たちに見送られながら列車に乗るために駅に来ていた。


「手続きは僕の方でしておくよ。ただそうなると君が貴族を辞めた事も冥界全土に伝わるだろうからくれぐれも気を付けてね」
「ありがとう、お兄様」


 私がグレモリー家を出る事は政府に報告しないといけない、そうすれば私を狙う悪魔も出てくるはずよ。


 でもそれは承知の上だわ、もし眷属に手を出そうとするなら私は容赦しない。


「リアス姉さま、イッセー様!またグルメ界のお話を聞かせてくださいね」
「ええ、今度来るときはもっと面白い話を聞かせてあげるわ」
「今度はもっと美味いお土産を持ってくるよ」
「はい!楽しみにしていますね!」


 ミリキャスは笑顔で私とイッセーにそう言ってくれた。


「兵藤さん、どうかリアスをお願いします」
「はい、俺も出来る限り彼女の力になりますよ。大切な仲間ですので」
「ありがとう、リアスが君と出会えてよかったよ」


 イッセーはお父様とお母さまに私を頼むと言われた。でもイッセーばかりに甘える気はない、私もイッセーを支えていくわ。


 そして多くの人たちに見送られて私達は列車に乗り込んだ。


「良い家族でしたね」
「ええ、本当に私のはもったいないほどの家族だったわ」
「俺も父さんと母さんを思い出しましたよ。やっぱり家族っていいものですね」
「本当ね」


 私はイッセーと家族について話をしていた。


「そういえばあの謎のパワーアップはなんだったんですか?」
「私もよく分からないのよ。バアル家の者があんなパワーアップをした記録は無かったから、グレモリーの血が関係してると思ったんだけどお父様も知らないそうなの。でももしかしたら初代様なら何か知ってるかもしれないそうよ」
「初代ってグレモリー家を創設した悪魔ですか?悪魔は1万年は生きるって聞いていたけど初代まで生きてるとは……」
「私も驚いたわ。でもバアル家は初代が生きていることで有名だし
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