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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第96話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!後編
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すみませんでした。どうしてもリアスさんの覚悟を見たいって言われたので……」
「私達もごめんなさい、部長……」
イッセーと眷属たちが私に謝ってきた。どうやら眷属たちもここに来た時に私に内緒で話を聞いたようね。
「……まあ貴方たちもしたくてしたって訳じゃなさそうだから許してあげるわ」
「リアスさん!」
『部長!』
私がそう言うとイッセーと眷属たちは抱き着いてきた。ちょ、重いんだけど!?特にイッセー!?潰れちゃう!?潰れちゃうから!?
「リアス、どうやら本当に貴方は変わったようね」
「お母様……」
「こんな事をしてごめんなさい。でも私はどうしても貴方の事を引き留めたかったの」
「えっ?」
「政略結婚を早めたのは貴方に地位を得てもらって立派な当主になってほしかったの。でもそれ以上に貴方に側にいて欲しかった。だって私にとって二人しかいない大切な子供なんですもの」
……お母さま。
「でもそれは私の考えの押し付けでしかなかったわ。貴方が家を出てまでしたいことがあるというのなら私は貴方の考えを尊重したいって貴方の頑張る姿を見てそう思ったの」
「……ごめんなさい、最後まで迷惑ばかりかけて」
「子供は親に迷惑をかけてこそよ。リアス、貴方は貴方の思うがままに生きなさい。でももし本当にどうしようもなくなったらここに帰って来なさい。名を捨てたとしても貴方は私の娘なのだから」
「っ!!」
その言葉を聞いて私は泣きながらお母様に抱き着いた。私は馬鹿だ、お母様の気持ちも知らずに反発して……私の方が親の心子知らずだったわ……!
「リアス、本当にグレモリーの名を捨てるのか?そうすればお前は上級悪魔ではなくなる、もう権力でお前を守ってやれなくなるんだ。そうなれば強欲な悪魔たちがお前を手籠めにしようと襲ってくるかもしれんのだぞ?」
「お父様……」
お父様の言う通りグレモリーの名を捨てれば私は上級悪魔ではなくなるわ。そうなれば私や眷属を狙って他の悪魔や勢力が襲ってきてもおかしくない。
「お父様、ごめんなさい。貴方が本気で私を心配してくれているのは理解してるわ。でも私がケジメを付けるにはこうするしかないの。もう守られるだけの小娘じゃない、これからは自分で自分を守っていくわ」
「……そうか、お前の覚悟は本物なのだな。あの小さかったリアスがここまで自分の意志を言うようになるとは……貴族としては失格だが娘が自分の足で歩んでいこうとするのは寂しいが嬉しくもあるよ。リアス、家の事は気にするな。おまえはお前の思うように進みなさい」
「ありがとう、お父様……」
私は今度はお父様に抱き着いた。お父様は泣きながらも私を強く抱きしめてくれた。
「リアス、僕の権限で君
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