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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第96話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!後編
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なってしまい座り込んでしまう。髪も金からいつもの紅に戻ってしまった。


「そ、そんな……!?」


 私はさっきみたいにあのパワーアップをしようとしたけどできなかった。


 このままじゃイッセーが死んじゃうかもしれないのにどうしてできないのよ!?


「動け!動いてよ!!」


 私は無理やりにでも力を引き出そうとしたけどその時誰かが私の肩を掴んで静止させる。


「リアスさん、それ以上は危険です」
「イ、イッセー!?」


 なんと私を止めたのは今サマエルの血で死にかけていたイッセーだったの!?一体どうなってるのよ!?


「リアス、その説明は僕がするよ」
「お兄様!」


 するとそこにお兄様が眷属とアザゼルを連れて現れたわ。そして私はお兄様から今回の騒動について話しを聞いた。


―――――――――

――――――

―――


「え、演技だったの!?」
「そうよ。そんな怪しい連中を信用するわけがないでしょう?」


 お兄様の説明を聞いて私は叫んでしまった。真顔でそう言うお母様には正直イラッとするわ。


 事の敬意はこういう事らしいの。会談後の事らしいんだけどお母さまは私を無理にでも結婚させようとしていたのは事実だったの。でもそれをお兄様が止めたらしいわ。


 そしてお兄様はグルメ界について二人に説明をした。最初は信じていなかったお母様とお父様も実際にグルメ界に連れて行ってもらった事で信じたようなの。


 この時にすでにイッセーとは出会っていたらしいわ、つまりイッセーもグルだったって訳よ。酷いわ!


 まあグルメ界の事を知ったお母さまはそんな危険な場所に私を行かせるわけにはいかないと言って結婚を早めようとした。お父様もグルメ界に行くのは反対したそうよ。


 でもお兄様とグレイフィアはこういったらしいの。


『リアスはもう自分たちが思っているほど子供じゃない。自分の道を自分で決められるようになったんだ』
『もしお嬢様の事を信じられないのでしたらお嬢様の覚悟を試されてはいかがでしょうか?』


 その言葉を聞いたお母様は私を試す事にしたらしいの。もし私が弱音を吐いたり諦めたりしたら絶対に政略結婚をさせるつもりだったらしいわ。


 でも私の覚悟を見て決して甘い考えや願望でいるんじゃないとお母様は分かってくれたみたいなの。


 因みにお父様はお兄様の所にいたらしいわ。私と会ったら絶対にボロを出すって判断らしいわ。

 
 まあ今も泣きながら私の無事を喜んでくれているしその判断は間違っていなかったかもしれないわね……


「でもイッセーも酷いわ。私、本気で心配したんだから……」
「本当に
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