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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百話 20××年 5月4日 その2
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第百話 20××年 5月4日 その2
ナガツキちゃんと一緒に帰宅した俺を見て、恐怖に顔を青ざめさせるヤヨイちゃん。
一方、そんなこともお構いなしにヤヨイちゃんに抱き着くナガツキちゃん。
もしかして二人は知り合いなのだろうか?
私の耳元でヤヨイちゃんが友助に聞かれないようにに小声でささやいてくる。
「あなたは自分が置かれている状況をちゃんと理解しているんですか?」
私も友助に聞かれないようにヤヨイちゃんの耳元で小声ささやく。
「理解してるに決まってるじゃない。それより私と手を組まない?私とヤヨイちゃんが手を組めば怖いものなんてないわ、それにこのままだとヤヨイちゃん、廃棄されて死んじゃうよ、それでもいいの?」
「なんだ二人ともくっついちゃって!それに俺の前でこそこそ話か!絵的には尊いが、なんか感じ悪いぞぉ!」
ヤヨイちゃんの両手が私の体を突き放す。
「す、すいません、友助さん!ナガツキちゃん、ちょっと具合が悪いそうで」
「もしかして、あのアイスじゃないか?あの四川風・麻婆茄子味のアイスクリームじゃないか!ぜったいそうだよ!」
「四川風・麻婆茄子味のアイスクリーム?」
「そうそう!聞いてよヤヨイちゃん!」
俺はヤヨイちゃんに、ナガツキちゃんにはじめて会ってから一緒に帰宅するまでのいきさつを話した。
その間、ナガツキちゃんはリビングのクッションで爆睡していた。
「そう...ですか、なんか色々と大変だったんですね」
「そうなんだよ、途中で鈴木君や柿原に遭遇するわ、誤解されるわで、もう大変でした」
次の瞬間、玄関の方から爆発音がしてきた。
「うわ、なんだよ!」
玄関のほうに行くとドアが爆破されていた。
サツキちゃんを介抱した際に遭遇したイカしたおじさんが自宅に不法侵入してきた。
「入るぜ」
「入るな!」
不法侵入してきたイカしたおじさんがリビングのクッションで爆睡しているナガツキちゃんを足先で小突く。
「おい、『実験体9号』寝たふりはやめて起きろ」
「ちょっとイカしたおじさんよぉ、俺の家の玄関どうしてくれんの?」
「イカしたおじさんじゃない!杉本だ!」
「杉本...どっか聞いたことがあるような」
ヤヨイちゃんが俺が今まで見たことがない怖い顔で杉本をにらんでいる。
そりゃあ、家の玄関のドア爆破されて不法侵入されたら誰でも怒るよな。
目を覚ましたナガツキちゃんが杉本を見つめる。
「おはよ」
「自分から俺達に殺されに来たのか?」
「杉本さんこそ、状況が状況なだけに、いつもよりちょっと怖い顔してるね」
「素直に連行される気はあるのか?」
「あるわけないじゃん、それよりさ、口の利き方に気をつけたほうがいいわよ、ここには友助がいるんだからさ」
「え、どういう意味?」
状況が把握できていない俺にヤヨイちゃ
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