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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百話 20××年 5月4日 その2
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「私を殺そうとしたのはあなた達のほうでしょう?」
「殺されるのがわかってて規則を破ったのはお前が先だ、シモツキがどんな思いでお前を殺しにいったのかよく考えろ!」
「そりゃあ、シモツキは廃棄予定のあなたの娘と同じで優しい子だっからね、そりゃあ悩んだでしょうね。通りで隙だらけだったわけだ」
怒りで顔を真っ赤にした杉本さんが私に銃口を向けてきた。
「なぜ、高原友助に接触した?なぜ、ヤヨイに近づいた?」
「杉本さんが私のパパになってくれたら答えてあげてもいいわよ」
「ふざけるな!お前は俺の娘じゃない!高原友助とヤヨイみたいな家族ごっこをお前とするつもりもない!」
「どっちかって言うと、実の娘を上の命令で廃棄しようとする杉本さんよりも、友助のほうがよっぽど父親らしいと思うけど」
杉本さんが銃弾を空に向かって放つ。
攻撃の合図だ。
背後から断罪刀『文月』を手に持ったフミヅキが私に襲いかかってくる。
「あら、お久しぶり!」
私はなにもない空間から抜刀した断罪刀『長月』で断罪刀『文月』を受け止める。
「どうしたの?刀からあなたの迷いを感じるわ?そんなだと、あなたもシモツキちゃんみたいに私に殺されちゃうわよ?」
「黙れ!この裏切り者が!」
「そう、もっと怒りなさい!自分に正直になりなさい!フミヅキだってわかっているはずよ!自分の従っている組織が矛盾に満ちていることを!あなたはこのままヤヨイちゃんが廃棄されるのを黙って見ているの?私たちの苦労なんてなんにも知らない一般人のためにシワスちゃんみたいに『怪異』と戦って命を落としてそれで満足なの?」
「わ、私は!力なき人々の命を『怪異』から守る為に...戦ってるだけだ...!」
「ウソね、それはあなたの本心じゃない!杉本に洗脳されているだけよ!」
「フミヅキ!『実験体9号』の挑発に乗るな!死ぬぞ!」
「フミヅキ、さっきの杉本の言葉を聞いたでしょ?私達は実験体じゃない!私たちは人間よ!だから一緒に杉本や組織と戦いましょう!」
「な、ナガツキ...わ、私は!力なき人々の命を『怪異』から守る為に...戦っているだけだ!わ、私は!」
私の言葉にフミヅキの断罪刀『文月』に入っていた力がどんどん弱まっていく。
フミヅキが攻撃をやめた。
「フミヅキィィィィィィィッ!」
フミヅキの動揺を見抜いた杉本が私に向かって銃弾を何発も放ってくる。
私は断罪刀『長月』で杉本の放った銃弾を全て切り裂き、粉々にする。
「普通の人間の武器が私たちに通用するわけないでしょう、そう教えてくれたのは杉本さん、あなたよ」
私の意識が杉本に集中している隙をついて背後からフミヅキが断罪剣『文月』を振り下ろしてくる。
「そんなの予想済みよ」
私は断罪刀『長月』で断罪刀『文月』ごとフミヅキの体を真っ二つにする。
「フミズ
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