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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第九十九話 20××年 5月4日
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第九十九話 20××年 5月4日 

報告書 20××年 5月3日
20××年5月3日、夕方頃、『実験体3号』の義父『高村友助』を監視していたスタッフから『実験体9号』がアルバイト先から帰宅途中の『実験体3号』の義父・『高村友助』に接触したとの連絡があった。
その後、連絡を入れたスタッフと音信不通になる。
『実験体3号』の義父『高村友助』の監視は別のスタッフが担当することになった。
           *
20××年 5月4日
特に残業もなく、勤務が終了した俺は銀行でお金をおろして、俺がダメにしてしまったアイスクリーム代を弁償するために、昨日ナガツキと会った場所に急ぐ。
「お〜い、ごめん待った?」
「ううん、多分、昨日と同じぐらいよ」
「あの、コレ、きのうのアイスクリームのお金」
「だめ、ちゃんと買ってきて!」
「え〜!あの、何味ですか?」
「説明するのがめんどくさいからアイスクリーム屋までついて来なさい!」
「わ、わかりました...」
俺はナガツキちゃんの後についてアイスクリーム屋に向かう。
「ねぇ、後ろ歩いてないでこっち来なさいな」
「いや、俺でもアイス屋の場所わからないし...」
ナガツキが急に俺の右手に抱き着いてきた。
「おい!お前!な、なにやってんた!俺、こう見えて既婚者だぞ!」
「知ってるわよ、そんぐらい」
「ご、ご近所の方々に見られて変な噂が広まったらどうしてくれるんだ?」
「いいじゃない!見せつけてやれば!」
ナガツキちゃんが高層ビルの屋上に向かってウィンクする。
「な、なに高層ビルに向かってウィンクしてるんだ?」
「見せつけてるだけよ、『私たち』をね」
「よ、よくわからんが、とにかく離れろ!」
俺の目の前にはバイト終わりと思われる私服姿の鈴木君と柿原がいた。
「あれ、もしかして高村さん?」
「げっ、鈴木君?それに柿原!」
「だれこの人たち?」
ナガツキちゃんが聞いてくる。
「ああ、この人たちはバイト先の同僚だよ」
「ふ〜ん」
「高村さん、奥さんに家出されて落ち込んでいた割には案外切り替えが速いすっね、しかも女子高生とか」
「ち、ちがうこれは誤解なんだ!」
「おい、鈴木ィッ!おもしれぇから警察呼べ!」
「柿原!ちがう!これは誤解だ!あと全然おもしろくねぇよ!鈴木君!なに携帯いじってんだ!」
「あのさぁ!」
ナガツキちゃんの大きな声が俺と鈴木・柿原のやり取りを遮った。
「悪いけど私たちの邪魔するのやめてくれない!それに、あんまり友助のこといじめてると、あなた達、『あの女』に殺されちゃうわよ!」
ナガツキちゃんから発せられる得体のしれない威圧感に俺と鈴木・柿原は動揺してなにも言い返せない。
「おい、鈴木...帰るぞ...!なんかよくわかんねぇけど、ありゃちょっ
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