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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第九十四話 超地球救済戦記!断罪王BLADE〈ブレイド〉? 20××年 5月2日
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第九十四話 超地球救済戦記!断罪王BLADE〈ブレイド〉?
報告書 20××年 5月1日
『実験体3号』はエリアAで『怪異』と交戦。
『実験体3号』は断罪刀『弥生』〈やよい〉を用いて『怪異』を撃破。
交戦後、『実験体3号』の体に異変が見られる。
検査の結果、『実験体3号』と断罪刀『弥生』の適合率低下が判明。
『実験体3号』の廃棄および『弥生』の新適合者の捜索が決定した。
*
20××年 5月2日
ゴールデンウィークだった。
妻のアカリがテーブル置手紙をに残して家出した。
なんで?
俺、高村友助は困惑していた。
俺がいい歳こいたフリーターだから?ヒモだから?
でも、結婚するときにアカリさんは別にそれでもいいって、言ってくれてたもんな。
まぁ、アカリさんの両親はだいぶ複雑そうな顔してたけど。
「ねぇ、ヤヨイちゃん、君のお母さんからなんか聞いてないの?」
俺は、銀色の長髪に頭の両サイドに結んであるピンク色のリボンと大きな胸が特徴的な妻の連れ子のヤヨイちゃん(高校生)に聞いてみた。
高校の制服姿のヤヨイちゃんは気まずそうに俺から目をそらすと、首をぶんぶんと横に振った。
「あっそ、なんにも知らないのね」
俺、昨日なんかアカリさんに酷いこと言ったっけ?
「ねぇ、ヤヨイちゃん、俺、昨日君のお母さんになんか酷いこと言ったっけ?」
ヤヨイちゃんはまた気まずそうに俺から目をそらして、首をぶんぶんと横に振った。
「ねぇ、いくら俺が君の本当のお父さんじゃないからってさ、こう...もうちょっと言葉使うとかさ、ちゃんとコミュニケーションしない?君のお母さんが返ってこないとヤヨイちゃんも困るんだからさ」
「大丈夫です...」
「ふぇ?」
「私が...私が友助さんを守りますから...!」
ヤヨイちゃんと初めて目が合った。
しかも、ちょっといや、だいぶ顔が赤い。
アカリさんがこの家に居たころはあんなによそよそしかったのに。
まぁ、仕方ないよな。
ヤヨイちゃんはアカリさんと前の夫との間にできた連れ子だから。
ヤヨイちゃんの立場にしてみれば、俺はほとんど他人みたいなもんだからな〜と妥協してたらこれだ。
なぜ、アカリさんが家出した今になってヤヨイちゃんがこんなに情熱的な目で俺を見つめてくるのか、俺は不思議で仕方なかった。
そして、ライフラインじゃなくて...最愛の妻に捨てられたっぽい俺はとりあえず泣いた。
目の前にヤヨイちゃんがいるにも関わらず、迷子の子どもみたいにわんわん泣いた。
泣き疲れた俺は急に冷静になって、ヤヨイちゃんにアカリさん失踪の事情聴取を再開しようとした。
「ねぇ、ヤヨイちゃ...」
ヤヨイちゃんは俺に向かって、あっかんべ〜をして、足早に家を出て行ってしまった。
「そっか、ヤヨ
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