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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
折れた包丁!?研ぎ師メルクとメルクの星屑
第95話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!前編
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だけど、イッセー達は許可を得てないからそれを使ったら違法入国になってしまうのよ。だから正規のルートで冥界に向かうわ」
「へー、そんなものがあったんですね。まあ悪魔専用の店とかもあるし冷静に考えればそんなもんんか」


 リアスさんの説明に俺は頷きつつも他に悪魔しか入れない店などがこの町にあった事を思い出した。やはりこの町は悪魔もよく来るんだなぁと呑気に考えた。


『……冷静に考えればいくら故郷でも悪魔がいる町を拠点にするのは警戒心が無さすぎると今更ながら思ったぞ』
「そ、そういうなよ……この町にいたから小猫ちゃん達に出会えたんだし……」
『まあ確かにな……』


 ドライグの最もな指摘に俺は冷や汗を流しながらそう答えた。確かに無警戒だったのは認めるよ、正直最初は悪魔なんてG×Gの猛獣と比べたら大したことないだろうって思ってたし……


 でもそのおかげで俺は小猫ちゃんやアーシア達と出会えたんだ。もしこの町に俺が住んでいなかったらどうなっていたんだろうか?リアスさんはライザーと結婚していただろうしそうなると小猫ちゃんも……


「……やっぱこの町にいてよかったよ。考えたくない未来になってたかもしれないしな」
『そ、そうか……でもお前少し重いぞ』


 不機嫌になった俺に少し引いたドライグ、感情が重いって言われたらそうなんだろうけど……くそっ!いやな事を想像しちまったぜ……


「イッセー先輩、どうかしましたか?何だか怖い顔をしていますが……」


 心配そうな顔をした小猫ちゃんが側に寄ってきたので、俺は思わず彼女を抱きしめてしまった。


「せ、先輩!?」
「小猫ちゃん、これからもずっと俺の側にいてくれ……」
「えっ?そんなの当たり前じゃないですか。絶対に離れませんよ」
「そうだな……」
「……ふふっ、事情はよく分かりませんが甘えてくれる先輩は可愛いですね」


 小猫ちゃんは仙術で体を大きくして抱きしめ返してくれた。あったかいなぁ……


「イ、イッセー。わたくしは抱きしめてくれませんの?」
「私も抱きしめてほしいです、イッセーさん!」
「私も―!」


 朱乃、アーシア、イリナがそう言ってきたので全員を思いっきり抱きしめた。感極まった俺はリアスさん、祐斗、ギャスパー、ゼノヴィア、ルフェイ、テリ―全員を抱きしめた。


「おいおい、俺をほったらかしにして何をやってるんだよ」
「アザゼルさん?どうしてここにいるんですか?」


 俺達に声をかけてきたのはアザゼルさんだった。どうして堕天使の彼がこんなところにいるんだ?


「まだ手続きが済んだわけじゃないが俺は駒王学園に教師として世話になる事になったんだ」
「えっ、そうなんですか?」
「ああ、そ
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