暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
折れた包丁!?研ぎ師メルクとメルクの星屑
第95話 実家に帰ろう!リアスの覚悟と新たな力!前編
[1/8]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
side:イッセー


 三大勢力とIGOが協力する連合軍が結成して数日後、俺達は変わりない日常を送っていた。


 現在三大勢力は信頼できる人物を集めてグルメ細胞などの知識を深める活動をしている。謎の人物がグルメ細胞をばら撒いている以上、その対策や弱点を知っておけば生存率は大きく上がるからだ。


 更に別の勢力にも協力を仰ぐかどうかの議論もされているらしい。だが裏切られてしまうと面倒な事になるので人選は慎重に選んでいるみたいだな。


 因みに三大勢力は同盟を結び和平を結んだ。元々そっちがメインだったが新たな敵の出現もあってかスムーズに事が進んだようだ。


 勿論それに不満を持つ者はいるだろうし注意していかないといけないが現状はそんな感じだな。


 だが俺達が出来ることはなく、とりあえず今は自分達の好きなように過ごすといいと親父から言われている。


 俺はその間に朱乃とバラキエルさんと一緒に朱璃さんのお墓参りに行ってきたよ。彼女のお墓は桜が咲いた丘の上にあってこの場所はアザゼルさんが発明で再現した彼女のお気に入りの場所らしい。


 姫島家の過激派にバレない様にお墓の場所は結界で守られており、関係者しか入ることはできないようだ。


 そんな大切な場所に俺を入れてくれたことを感謝しながら俺は朱璃さんに朱乃を幸せにする、必ず守っていくと約束した。


 それを見ていた朱乃は目から涙を流して笑みを浮かべ、バラキエルさんも嬉しそうにしていた。


 その後朱乃が作った夕ご飯をバラキエルさんと一緒に食べたんだけど、そこにあった肉じゃがを食べて朱璃さんの味だと感激していた。


 流石は娘だなと思い俺も食べてみるととても美味しかったよ。朱璃さんの味が俺の家系に入るなって言ったら朱乃は顔を赤くして笑みを浮かべてたのが印象的だったよ。


 まあその晩朱乃に夜這いされたので優しく返り討ちにしたぞ。次の日の朝に腰を摩る朱乃を見て小猫ちゃんに「やり過ぎです」って怒られてしまったんだけどな。


 後イリナのお父さんとお母さんが会いに来てくれたんだ。どうやらイリナから連絡を受けて無理をしてきてくれたらしい。


 俺を見た瞬間イリナのお父さん……トウジさんは俺を抱きしめて生きていてくれて良かったと言ってくれた。イリナのお母さんであるユウコさんも嬉しそうに俺を撫でてくれた。


 この感じ、すっごく懐かしかったな……


 その後今何をしているのかとか俺の両親の事は本当に残念だったとかいろんな話をしたんだ。その中で紫藤家の養子にならないかと言われたんだけど、すでに俺を引き取ってくれた人がいると言うと驚きながらも納得してくれた。


 俺を育ててくれた親父……一龍さ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ