稲妻
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ンダタは開けなかった!ビビって開けられなかったんだ!格好悪〜い!…そんな奴に、そんな格好いい剣は似合わない!お前には、その『バトルアックス』が似合ってる」
「そ、そんな一方的な!」
「いやアルル…良いんだ。旦那の言う事は事実だ!俺はビビって開けられなかった…その剣は勇者のアルルに似合ってると思うぜ!」
「カンダタ…」
「それに俺は剣を振り回すのは似合わない…斧をぶん回してる方がお似合いさ!」
「じゃぁ…斧系の強力な武器を見つけたら…」
「あぁ、そん時は誰にも譲らねぇ!例えビビって宝箱を開けられなくてもな!」
「ふふふ…分かったわ、その時はカンダタに譲ります」
アルルとカンダタが互いに笑い合う。
そんな2人を見ながらリュカが言う。
「ほら、丸く収まったよ」
だが、この台詞にティミーが凄い形相で睨み付けている。
「どうしようマリーさん…僕、息子に睨まれてますよぉ!」
「大丈夫よお父さん。娘は全員がお父さんの味方ですから!」
何時まで経っても、息子から絶対的な尊敬を得られないリュカだった。
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