L6話 Demon【魔王子】
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ィの持ち主に成長してますが……ハイライトオフの時の怖さは「相変わらず」。
「うわ……」
「私『たち』才くんのために愛情たっぷり込めて作ったのになぁ??それを何の躊躇いもなく捨てるなんて…」
「あのなぁ???」
「でも私はやーさしいから、そのカレーその場で食べてくれたら許しちゃうよ?」
コイツ???待ち伏せして上がったな……が、別にそんなことどうでもいい話だ。
「ったく、この毒入りカレー…その他変なトッピング付きのコレを食べろと?」
「そうだよ♪」
「なるほど???『断る。』
俺の眼はパッと見開き、先ほどまで身につけていた黒スーツが一瞬にして、漆黒の袈裟と変化する???ハイパーロード/ムテキ(M)の降臨だ。
そしてそのままカレーをツンとつつき……光の粒子にして消す。
『こんな穢らわしいモン喰えるか。』
「なんてこと……あーあ。『時間切れだよ。』
千歌のオレンジの髪が白く輝く虹色の髪に変化していく……そう、彼女の人格が完全に表に出る時間は切れた??というわけだ。
そう目の前にいる彼女は??ハイパーロード/Aqoursだ。
早速彼女は激怒して俺に近づく。
『この私が作った料理を今この場で破壊するなんて??いい度胸ね?』
『お前の唾液入り…正確には毒液入りカレーなんて食いたくないな。』
『別にいいじゃない。どうせ毒なんてあなたには効かないんだし。』
『俺に効かずとも、お前の毒液はヘタすると世界を滅ぼせるんだから、自重しろバカ。』
『ふん……!』
ぷくーっと顔を膨らませて不満げなハイパーロードA。しばらく2階のダイニングを歩いていると、額縁に入った写真??ちょうど速人・那由多・かのん・千砂都の写ったそれを手に取る。
すると先ほどまで怒っていた彼女は一転して恍惚な表情を見せる。
『はぁ…かわいい?あの子たちの姿を見るだけで私は幸せだよ…♪』
『その意見だけは、少し賛成だ。』
『へぇ?それは違うでしょ?貴方はあの子たちを傷つけて楽しんでる???愛する子供達を傷つける人がそんなこと言う資格はないわ。』
『バカ、俺をサディストみたいに言うんじゃねぇ。この地雷女神。』
俺がアイツらを愛していないなどと宣うのには、流石に俺も怒る。
確かに楽しんでいるし一部否定はできないところもあるのだが……しかし俺の中で、傷つくこともまた成長であると確信している。
しかしハイパーロードAはなおも俺を批判する。
『貴方がドSなのは紛れもない事実でしょう?』
『俺が一体お前に何したってんだよ?』
『私も貴方に散々弄ばれました……私は身も心も貴方に依存しているというのに、貴方はどうせ私を孕み袋程度にしか思ってないのでしょう?そして都
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