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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第九十話 断罪王Z 対 断罪王F〈ファイナル〉?職場で同僚にあいさつしない人間を非常識な人間だと決めつけるのはやめろ!悪口を言ってきたり、嫌がらせをしてくる同僚にあいさつしないといけないのが常識なら、それこそむしろ非常識なんだよ?
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案内しろ、瀕死の五体の至極神の場所へと」
「別に構いませんが、先程述べたあなたの未来はあくまで狂気に支配される前の世界での未来です。あなたの安全は保障できません」
「ああ、わかってる」
「ではお互い、変神するとしましょう」
「シンゴォォォォォォォーッ?」
俺とノアの衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。
銀色のボディが特徴的な断罪王Zと金色のボディが特徴的な断罪王F〈ファイナル〉が向かいあう。
断罪王F〈ファイナル〉が手に持った杖から光が放たれる。
そして気が付けば、断罪王Zと断罪王F〈ファイナル〉は瀕死の五体の至極神のいる場所に転移していた。
「久しぶりだな、このビビり野郎どもが!」
『やはり、来たか、六人目の至極神、いや、断罪王Z』
「どうやら、俺から受けたダメージはまだ完全に治癒してないようだな」
『治癒しようとしまいと、もう我々至極神に未来はない。違うかね?』
「ああ、そうだな。お前たちは俺がこの『物語』に向かって放った『狂気の波動』によっていずれ消滅することが決定している」
『なら、なぜ、この場所に来た?』
「そんなの決まってんだろ!俺はお前たち五人の至極神をこの手で直接殺しに来たんだ」
『そうか...ならコレを見ろ...!」
五体の至極神が一つになり、巨大な木になる。
そして、木の幹の部分からラジエル城の国王ライザとラジエル騎士団の顔が飛び出してくる。
「く、狂ってる...!」
『ああ、そうだ。お前がこの世界を狂気に染めた結果がコレだ。もはや我々、至極神にすら何が起こってるのかさっぱりわからん』
「ノア!コレはお前の予知にあった未来なのか?」
「いいえ、この未来は私の予知した未来ではありません」
五体の至極神が融合した木の幹から飛び出たライザが口を開く。
「久しぶりだな、暴田リキ」
「ああ、お前、その状態でちゃんと自分の自我があるのか?」
「ああ、残念ながらね。でも、どうしていきなり木の一部になってしまったのかはわからない」
「そりゃあ、そうだろな。おそらく、俺が原因なのはわかる。でもなぜ、お前たちが木の一部になってしまったのかは俺にはわからない」
「ラジエル城を出ていく時と同じく、相変わらず、無責任な奴だなお前は」
「その通りだ」
木の幹から飛び出したラジエル騎士団隊長のラーフの顔が俺に話しかけてきた。
「ラーフ?」
「どうして、こんなことになってしまったんだろうな...」
「おそらく俺のせいだが、俺にもよくわからないことが多すぎる。でもそれが『狂気』?」
俺は木になってしまった五体の至極神とライザとラーフに対して『狂気の波動』を放った。
『???????????????????????????????????????
?????????
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