暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百十話 和歌山のデザートその十一

[8]前話 [2]次話
「俺の財布がな」
「あれっ、私食べる分はいつもあるよ」
「俺の食う分がないんだよ」
「そうなの」
「ああ、だからな」
 このことはというのだ。
「困ってるんだよ」
「ドンマイ」
 当麻にユウキがサムズアップをして笑顔で言ってきた。
「何とかなる」
「いつも何とかなってるけれどな」
 実際にというのだ。
「正直辛いな」
「やばいですね、なのね」
「実際いつもやばいんだよ」 
 リャマにもこう返した。
「俺は」
「そうなのね」
「ああ、これがな」
「うん、君滅茶苦茶運ないね」
 ジョウが見てもだった。
「それでいつもギリギリだね」
「何か俺も不幸が自分から来てな」
 智樹の様にというのだ。
「大変なんだよ」
「そうなんだね」
「ああ、だからな」
 その為にというのだ。
「いつもギリギリだよ」
「じゃあ私もそっちに行ったら」 
 モンスターのリムが言ってきた。
「駄目かな」
「俺の家何もなくなるな」 
 当麻は彼女が来たらどうなるか即座に述べた。
「それこそ」
「そうなの」
「インデックスだけでも大変なのにな」
「運も大事だ」
 九内は冷静に述べた、言いつつ静かに蜜柑のゼリーを食べている。
「それも現実だ」
(それでもこの面子運ない奴はなさ過ぎだろ)
 心の中で呟きもした。
(よく生きてるなってレベルでな)
「若しないなら何かで補うことだ」
(補えるレベルじゃねえだろとは思うけれどな)
「運がない者は土壇場の重要な仕事を任せられない」 
 官兵衛は言い切った。
「そうした時に出るからな」
「はい、義晴さんは運もありますから」
 半兵衛も言ってきた。
「頼りになります」
「若し義晴に運がないとな」
「何も出来ないですよね」
「全くだ」
「左様、運がない者はそれだけで厄介となる」
 道三も言い切った。
「これは否定出来ないことだ」
「だからこいつ結構頼りになるんだよな」
 信玄は義元を見て言った。
「抜群の運だから」
「見直しまして?」
「ああ、やる時はやるしな」
 信玄は義元に応えて述べた。
「運もあるしな」
「だからですわね」
「ああ、頼りにしていくな」
「お任せなさい」
「そう、運がある人に大事を任せる」
 小糸も言ってきた。
「決戦でもそう」
「そうだよ、まあ運がなくても生きられるならな」
 響鬼は笑って話した。
「いいけれどな」
「生きられたらですか」
「致命傷でも生きていたらな」
 響鬼は小糸に笑って話した。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ