第五百十話 和歌山のデザートその九
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「本当に」
「だからな」
「俺達はこれからもか」
「仲間だ」
「ダチってことだな」
如月は笑って彼の言葉を出した。
「そうなるな」
「うむ、我等はダチだ」
ヴェルドラは如月の今の言葉に笑って応えた。
「これからもな」
「そう思うと私達は沢山のお友達がいますね」
「そうですね」
朱菜は紫苑の言葉に頷いた。
「私達の世界だけでなく」
「多くの世界に」
「ここまで友達が多いと嬉しいのだ」
ミリムは素直に喜んでいる、そうしながら蜜柑の袋を次々に口の中に入れてそうしてすさまじい勢いで食べている。
「マブダチもいるのだ」
「そのマブダチは私もですね」
申愛が応えてきた。
「そうですね」
「勿論なのだ、申愛と麗もなのだ」
申愛だけでなくというのだ。
「ヒデヨシもラストオーダーもなのだ」
「じゃあこれからも」
「仲良くするのだ」
「宜しくお願いします」
「私達のそっくりさんも多いのよね」
川島愛は一同を見て言った。
「何かと」
「そうですよね」
「ええ、だからね」
申愛に微笑んで述べた。
「気が合って仲良く出来てね」
「マブダチにもですね」
「なれるのよ」
「そうですね」
「お友達が多くてです」
ラストオーダーも話に入ってきた。
「御坂は御坂は嬉しいです」
「ううん、ここまで友達が増えるなんてね」
ジェイクは嬉しそうに語った。
「ちょっと前まで思わなかったよ」
「そうだよな、俺なんてな」
大文字も自分の過去を思い出して反省しつつ述べた。
「キングなんて言ってな」
「あの時の先輩はでしたね」
「嫌な奴だったしな」
自分で言うのだった。
「本当に」
「いや、大文字さんいい人ですよ」
基樹は笑って話した。
「本当に」
「そう言ってくれるか?」
「面白いですし」
「俺そうも言われなかったんだよ」
「面白いともですか」
「仮面ライダー部に入るまでな」
それまではというのだ。
「王様キャラだったんだよ」
「キングで」
「それがな」
「如月さんとですね」
「ああ、ダチになってな」
そうしてというのだ。
「仮面ライダー部に入ってからな」
「今みたいになったんですね」
「剽軽になったって言われてるな」
「実際大文字さん面白いっす」
狸も言う。
「何かと」
「結構ドジだしな」
「そこも含めて人間としてっすよ」
「それが昔はな」
「そうじゃなかったんすね」
「ああ、本当にな」
「というか嫌な性格の大文字さんは想像が出来ない」
鳳鳴翼はこう言った。
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