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綾小路くんがハーレムを構築する話
ギャル系後輩美少女が接近 ゲームセンター編
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持たない。

綾小路「あー……七瀬は何処か行きたい場所は無いのか?」

七瀬「行きたい場所……ですか?何故、そのような事を私に聞くのですか、綾小路先輩?」

綾小路「何故って言われてもな……単純に気になっただけだ。七瀬だって行きたい場所があるなら案を出してもいいんだぞ?」

七瀬「私は天沢さんが暴走しないよう監視をしに来てるだけなので。お二人が行く場所に着いて行くだけです。」

綾小路「……そうか。」

七瀬「はい。」

興味本位で聞いてみた質問だったが、なんとも七瀬らしい答えが返ってきた。

あくまで自分は監視役。そう考えての行動ってことだな。

俺たちがそんな話しをしてる内に……

天沢「決めました!今日はカラオケに行きたい気分です♪」

綾小路「カラオケか……七瀬もそれでいいか?」

七瀬「勿論です。」

天沢「やったー♪じゃ、早速向かいましょう〜!」

天沢が何処に行くか場所を決めたようで、俺たちはカラオケに行くことになった。

カラオケならこれ以上他のクラスに見られる心配は要らないから好都合だ。

早速向かうとしたいところだが……

綾小路「この状態で行くのか?と言うか、いつまで腕を組んだままなんだ?」

天沢「え〜別にいいじゃないですかぁ〜このままでも♪どうせ先輩のことだから、他の女の子にもこれくらいは許してるんですよね?」

綾小路「……」

天沢「はーい。無言は肯定と取りまーす♪ってことでこの状態のままってことでお願いしますね、せんぱーい♪」

七瀬「……」


俺としてはこの腕を組んだ状態を続けるのは周りの視線もあって避けたいところだったが……天沢に論破されて何も言い返せなかった。


実際、恵を筆頭に波瑠加や愛里、桔梗に帆波と数え切れないくらいこの程度の事は許してるからな……うん。


そして、天沢は先程よりも強く腕を組んできた。その瞬間、七瀬に組まれている腕も強くなったのは気のせいだろうか?




















カラオケ前。

結局、腕も組まれたままカラオケまで来た俺たち。

そんな俺たちを待っていたのは……

天沢「えー!!!満室!?」

店員『はい。大変申し訳無いのですが只今、お部屋の方が満室となっておりましていつお部屋をご用意出来るか……』

天沢「そんなぁ〜……」

満室で部屋に入れないという状況だった。

特別試験前に息抜きしようという生徒は他にも居るだろうからな。

それにしても満室とは運がない。

七瀬「天沢さん今日は諦めて違うところを回りませんか?」

天沢「はぁー……仕方ないか。今回ばかりは先輩とカラオケはお預けだね。
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