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綾小路くんがハーレムを構築する話
ギャル系後輩美少女が接近 ゲームセンター編
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綾小路「ちょっと待て……何で腕を組むんだ?」

天沢「それは勿論『デート』なんですからこれくらい当然ですよ♪ほら、七瀬ちゃんも先輩の腕組んで!」

七瀬「何故、私もなんですか?理解が出来ないのですが…」

天沢「いいから、早く早く♪」

七瀬「良く分かりませんが……こうですか?」

「「「「「「「!!!×7」」」」」」」


天沢に言いくるめられて、七瀬まで俺の腕を組んできた。二人の柔らかい感触が俺を襲う。


だが、その柔らかさを堪能する間もなく、突き刺さる視線に俺は冷や汗を掻いた。今の俺は……後ろも隣も振り返ることが出来ない。


いや、振り返るな、俺。今は前だけ見るんだ、俺。とにかく、ここを立ち去ることだけ考えろ、俺。


天沢「えへへ//////♪」

七瀬「少し恥ずかしいですね、この体勢は…//////」

綾小路「……」


何故か嬉しそうな天沢たちとは違って俺の心は穏やかでは無かった。


もうあれだな……恵たちに対しての事情説明は、全て明日の俺に任せよう…。


俺はそれ以上考えるのを止めて、天沢たちと教室を出た。背中に沢山の視線を感じながら……


ケヤキモール前。

俺たちは学校を出た後、ケヤキモールまで来た。

遊べる娯楽施設と言えば、ここに全て揃っているから当然の選択だと言える。

天沢「ケヤキモールとうちゃーく♪」

綾小路「何かプランはあるのか?」

天沢「そりゃもう、色々考えてきましたよ〜一夏ちゃんは。まずは服とか見て回りたいですし〜カラオケも行きたいですし〜ボウリングも行きたいです♪」

綾小路「……今日一日じゃ回れないだろ。」

七瀬「私もそう思います。天沢さんここは一つに絞るべきです。」

天沢「そんなの言われなくても分かってるし。あくまでこれはただの私の願望。この中から厳選して何処に行くか決めるんだから、黙って待ってなよ。」

七瀬「……」

天沢「うーん、やっぱ最初は無難に先輩の服選びからにしようかなぁ……私のセンスを見せつけるチャンスだし♪あ〜でも、初っ端からアクティブ全開で遊ぶのもアリだよねぇ?それともそれとも〜段階飛ばして薄暗い個室で先輩とあーんな事やこーんな事とか……きゃ〜//////♪」

天沢は隣で何処に行くか考えながら、一人世界に旅立っていた。

暫くは天沢は放っておいて大丈夫だな……行く場所が決まるまで、大人しく待っているとするか…。

しかし……

綾小路「……」

七瀬「……」

天沢を待ってる間、俺と七瀬は暇だ。

俺の腕を組んだまま、ただ黙ってる状態ってのも可笑しな状況で凄く気まずい。

ここは軽く何か会話でもしておくか……じゃないと空気が
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