ギャル系後輩美少女が接近 ゲームセンター編
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は?』
綾小路「!」
教室の外から俺を呼ぶ声がした。それはもう廊下に響き渡るくらい大きな声量で。
俺は反射的にカバンを持って教室を出ようと行動に移す。が……
ガラッ!
天沢「綾小路せんぱーい♪居ますか〜?一夏ちゃんが迎えに来ましたよ〜♪」
七瀬「天沢さん、私も居るのですが?それに少し声を抑えて下さい。周りに迷惑です。」
天沢「もー……ほんと一々うるさいね〜七瀬ちゃんは。」
七瀬「今の天沢さんに言われるのは心外ですね。貴女の方がうるさいと思いますよ?」
天沢「あーはいはい……ったく。あ!綾小路先輩居た〜♪」
綾小路「……」
時既に遅し……俺が教室を出る前に天沢たちが教室のドアを開けた。
二人は口喧嘩を挟みながら、教室に入って来た。天沢は俺の姿を視認すると、人懐っこい笑顔を浮かべながら手を振っていた。七瀬は礼儀正しく、俺に向かって軽い会釈をしてきた。
何てタイミングで現れるんだ……この展開になる前に早く行動に移すべきだったな…。二人は徐々に距離を縮め、俺の席まで辿り着く。
天沢「やっほ〜綾小路せんぱーい♪先輩に早く会いたくて私たちの方から来ちゃいました♪」
綾小路「……あぁ。」
天沢「あれあれ〜?なんか、嬉しく無さそうですね〜?先輩が約束の場所指定してくれなかったから、わざわざ私たちが迎えに来てあげたんですよ〜?」
綾小路「……それは大いに感謝してる。」
天沢「ですよね♪じゃあ、早速『デート』行きましょうか!せ・ん・ぱ・い♪」
『デート』という言葉を強く主張しながら、笑顔で話す天沢。
その瞬間、クラスがザワつく。当然だろう……後輩の女子が俺みたいな冴えない男とデートすると言ってるのだから。
クラスの大半がザワついてる中、隣に居る人物の鋭い視線が突き刺さった。
堀北「……」
綾小路「……先に言っておくがこれには事情がある。」
堀北「……別に私は何も聞いてないけど?何をそんなに焦ってるのかしら、清隆くん?」
綾小路「……」
黙ったまま、此方を見つめてくる鈴音に対して俺は耐えきれずそう答える。
鈴音は俺の事をまるでゴミを見るような冷ややかな目を向けていた。
うん……凄く恐い。何故か解らないが、怒っている気がする。どうしてだろうか?
天沢「あ!堀北先輩じゃないですかぁ〜こんにちは♪」
堀北「こんにちは、天沢さん。彼を連れて何処に行くのかしら?」
天沢「具体的に何も決まってないですよ、堀北先輩♪今日は綾小路先輩が『私たち』に付き合ってくれる約束なので。ですから〜……綾小路先輩のことお借りしていきますね、堀北先輩♪」
堀北「別に彼は私の物
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