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綾小路くんがハーレムを構築する話
ギャル系後輩美少女が接近 ゲームセンター編
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は危険だ。何しろ相手は天沢。下手に断れば何をしでかしてくるか解らない……ここは天沢の要求を呑んだ方が良さそうだ。


正直リスクが大きいが、何か裏があるなら探っておくに越したことはない。


綾小路「……分かった。いいぞ。」

七瀬「な!?」

天沢「やったぁ〜♪先輩大好き♪」

綾小路「……おい。」

俺が了承すると、右腕に抱きついてきた天沢。その姿は漸く構って貰えた猫のようだ。

そして、そんな天沢を見た七瀬が……

七瀬「ちょっと待ってください!それなら私も同行します。」

天沢「はぁ!?なんで七瀬ちゃんまでついてくるわけ?そんなの許すわけないじゃん。」

七瀬「貴女一人では暴走しかねないでしょう?見張りが必要です。ダメと言われても同行させて貰います。」

天沢「ぜっっったいにダメ!!!これは私と先輩のデートだから♪邪魔しないで!」

七瀬「行きます!」

天沢「ダメ!」

七瀬「行きます!!」

天沢「ダーメー!!」

七瀬「行きます!!!」

天沢「ダメったらダメ!!!」


強引に俺たちの間に割り入って同行すると主張してきた七瀬に対し、負けじと文句を言う天沢。


二人は詰め寄らんばかりに舌戦を繰り広げ始めた。二人の気迫は言うなれば、鈴音と伊吹を彷彿とさせるものがあるな……。


とにかく、ここで言い争いをして貰っては困る……さっさと話しを纏まらせるか…。


綾小路「……落ち着け、2人とも。もう、あれだ。3人で行こう。」

天沢「ちょっ!?なんでそういう結論になるんですか、綾小路先輩!」

綾小路「こんな所で言い争っても仕方ないだろ?それに七瀬の方も一歩も引く気がないみたいだぞ。」

七瀬「その通りです。」

天沢「……」

俺が出した決断は3人で放課後を過ごすということ。

俺が七瀬の味方をしたのが気に入らないのか、頬を膨らませている天沢。

俺は間髪入れずに説得する。

綾小路「仮にここで天沢が断ったとして七瀬は無理矢理着いてくるかもしれないぞ。だったら一緒に行った方が合理的だ。分かるな?」

天沢「うぅ〜……あーーーもう!!!分かりましたよ!七瀬ちゃんもついてくればいいんじゃん!私と先輩のイチャラブっぷり見ても知らないかんね?」

七瀬「そんな邪なこと私が同行する以上させません。」

天沢「ふーんだ……勝手に言ってなよ。」

結局3人で遊ぶという提案に天沢が折れることで落ち着いた。

当の本人は納得してないのか、不貞腐れるように明後日の方向を向いていた。

七瀬「それでは綾小路先輩。話しも終わったところで私と天沢さんはお先に失礼します。」

天沢「えー!?まだ私は先輩と一緒に居たいのに
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