ギャル系後輩美少女が接近 ゲームセンター編
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天沢さん。綾小路先輩も困っていますし、早く話した方がいいんじゃないですか?」
天沢「あーはいはい……分かってるって、七瀬ちゃん。これはほら!先輩をからかってるだけ♪」
七瀬「それは時間の無駄です。」
天沢「うるさいなぁー……勝手についてきた癖に余計な口出ししないでほしいんだよね〜」
七瀬「それは貴女の行動次第ですよ、天沢さん。疑問に思った事があったら遠慮なく発言させて頂きます。」
天沢「うわぁ……めんどくさ…まぁ、いいや。時間が無いのも事実だし、ここらで話すとしましょうかね♪」
俺が天沢に手を焼いてると七瀬が助け舟をくれた。天沢は七瀬に反論しつつも話してくれるみたいだ。
七瀬の口振りからして何か俺に用件があるのは間違いないようだな……一言一句聞き逃さないよう、気を締めて聞くとしよう。
天沢「あーコホン!私がここで先輩を待っていた理由ですね〜……先輩に1つお願いがあるんです。」
綾小路「……お願い?それは何だ?」
天沢「それはですね〜……今日1日だけでいいんで私と遊んでくれませんか?せんぱーい♪」
綾小路「……は?」
七瀬「!」
天沢からのいきなりのお願いに俺は固まった。天沢の隣に居る七瀬も一瞬驚いた表情をしていた。
特別試験の内容(全学年対抗の無人島試験)が決まったこのタイミングで遊びの誘い?何か裏があるとしか考えられないな。
俺が誰とグループを組むか探りに来たのか?いや、天沢の性格上それは考えにくいか。そんな回りくどい真似は俺相手にもうしないだろう。
さて、ここはどうするか……即断るか。それとも探りをいれてから答えるべきか。
天沢「あはは♪先輩めっちゃ驚いてますね〜?そうですよね〜いきなりこんなお願いされたらびっくりしますよね?」
綾小路「そうだな。目的は何だ?」
天沢「随分直球で聞いてくるんですね?でも残念♪別に目的なんてないですよ?ただ純粋に先輩と遊びたいだけなんで♪」
綾小路「……特別試験前だぞ?今はタイミングが悪いと思うんだが。」
天沢「だからこそですよ〜。息苦しい試験が始まる前に息抜きしておくのも大事じゃないですか〜♪」
七瀬「ちょっと待って下さい、天沢さん!今回の特別試験は全学年対抗の無人島試験です。試験前に私たちと一緒に行動すれば綾小路先輩に迷惑が掛かると思います。」
天沢「七瀬ちゃんは黙っててくれない〜?私は先輩に聞いてるんだし。」
七瀬「……」
天沢「可愛い後輩の頼み聞き入れてくれますよね……せ・ん・ぱ・い?」
満面の笑みを浮かべて、俺の答えを待つ天沢。その眼からは『断りませんよね、先輩♪』と問いかけてるように見えた。
断るのは簡単だが……安易に断るの
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