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綾小路くんがハーレムを構築する話
綾小路くんと銭湯に行く話し。
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ならそれでいいと思ってるし、無理に聞こうとは思ってない。恵は少し間を置いてこう答えてきた。


軽井沢「んー……まぁ、正直乗り気にはなれないわね、あたしは。」

綾小路「なら無理に来なくても良かったんじゃないか?」

軽井沢「女の子同士こういう付き合いも大事なの。それにあんた一人でこのメンツと夜に出歩かせたら何が起こるか分かんないでしょーが!」

綾小路「……なんの心配をしてるんだ?」

軽井沢「うっさい!とにかく、こっちの心配は要らないから大丈夫。後でね、清隆。」


恵は俺に何も心配は要らないと告げて、俺から徐々に離れていった。


本人がそう言うのなら大丈夫だろう。なら、これ以上干渉しない方がいいな。


俺は恵にそれ以上何も視線や言葉を交わすことなく、女性陣の後ろをしっかり着いて行った。


















銭湯。

銭湯に着いた俺たちはそれぞれ代金を払って、男湯と女湯と書かれてる暖簾の前まで来た。

ここは混浴では無いためここからは別れて入る事になる。

櫛田「清隆くーん!また後でね〜♪」

軽井沢「あたしたち置いてさっさと帰るとかナシだからね?」

椎名「一緒にお風呂上がりの牛乳飲みましょうね、清隆くん!」

坂柳「ふふ♪では清隆くんまた後でお会いしましょうね♪」

綾小路「あぁ。」


有栖たちは俺に別れを告げて、暖簾を潜って行った。俺も男湯と書かれてる暖簾を潜った。


一度、ここを潜ってしまえば楽なものだ。何故なら男は俺一人。久々に一人で自由な時間があると言っても過言ではない。


せっかくの銭湯なんだ……日頃の疲れと心を存分に癒すとしよう。俺はそう考えて脱衣場に向かった。

男湯side。

俺は腰にタオルを巻いた状態で中に入ると、親子連れや年配の老人が結構居た。意外に盛況のようだ。ただ、辺りを見渡しても俺以外、学校の生徒らしき人物は居なかった。

これは、今の俺にとっては好都合。ここに学校の生徒……特に同学年の男子が居たら、俺の『アレ』を見て弄ってくる可能性が高かったからな…。正直知り合いが誰も居なくて助かった。

もしここに、Aクラスの橋本でも居たりしたら俺を『キング』と呼んでからかってきたに違いない。

綾小路「……下らないこと考えてないでさっさと洗うか。」


俺はそう独り言を呟きながら、洗い場まで向かう。そこに辿り着いた俺は腰に着けたタオルを取り払い、身体全体を軽くシャワーで濡らしてから髪にもお湯をかけた。余計な前情報かも知れないが、俺は髪から洗う派だ。


シャワーの横にあるシャンプーを手に取り、手によく馴染ませてから両手で乱雑に洗う。俺の髪はそこまで長く無
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