暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
綾小路くんがラッキースケベな災難に遭っちゃう話し。
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AM6:00

いつも通りの時間に俺は目覚める。カーテンを開けて軽く伸びをしてからベッドを降りて洗面所に向かう。

顔を洗って、寝癖のついた髪を整えて制服に着替えた。

全ての用意を終わらせた俺はキッチンに向かう。直ぐ様、コーヒーを淹れる準備と共に朝食の準備を平行で行う。目玉焼きとベーコンをフライパンで焼いて、サラダを皿に盛り付けてテーブルに置いた。

自分で言うのも何だが、事料理に関して最近手際良くなってきた気がする。まぁ、簡単な料理なのも多少あるが。

腰を落ち着けた俺は出来たての朝食をさっさと食べ進めた。

綾小路「……ふぅ。」

朝食を食べ終えた俺は気分転換にテレビを付けて、淹れたてのコーヒーを喉に流し込んだ。

当り障りの無い静かな朝。こんな穏やかな日がいつまでも続けばいいなと思う。俺の取り巻く現状ではそう簡単に上手く行かないけどな……

『続いて今日の朝の星座占いのコーナー♪今日も元気に発表していきまーす♪一位はー……』

そんな気分でいると、朝の占いが始まった。番組の人気コーナーらしく、的中率が高いとネットでも噂だ。意外にも俺はこれを欠かさず観てる。暇つぶしと言ってしまえばそうなんだが、案外良い順位だと気分は良いものだ。

まぁ、俺は悪い順位でも特段気にしたりはしないので気楽に観てる。

『そして最下位は〜〜……てんびん座のあなたでぇーす♪今日は1日異性と色んな『とらぶる』に見舞われちゃうかも??と・く・に♪茶髪でイケメンで高身長の普段無気力だけど女の子に優しくてモテモテで青春謳歌中の高校2年生の男の子はご注意下さいね〜♪』

綾小路「……」


最下位はてんびん座だった……最下位なのは別に構わないが今日のは何か引っ掛かる。注意される奴が男限定だし……随分とピンポイントに特徴を指定してるところが可笑しい気がする。


まぁ、そもそも俺は先程の注意される奴に該当しないから心配は無いか(てんびん座で高校2年で茶髪で無気力は合ってると思うが……)


それに、たかが占いの結果。深く考えるのも馬鹿馬鹿しいな……さっさと学校に行くとしよう。


俺はテレビを消してから部屋を出た。いつもと変わらずに。だがこの時は知らなかった……この俺が今日1日色んな災難に見舞われることになることに…。

AM7:20

エレベーター前。

この時間、寮内は静寂に包まれている。こんな朝早くから登校するような物好きは俺以外居ない(俺は一身上の都合でこの時間に登校してるだけだが)

だが、俺はこの時間に登校するのは嫌いではない。

はてさて、今日も乗っているかどうか?

チン……!

一之瀬「あ!おっはよ〜清隆くん//////♪」

綾小路「……おはよう、帆波。」


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