短編
綾小路くんがラッキースケベな災難に遭っちゃう話し。
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2ーD教室。
ガラッ……!
帆波を無事に生徒会室まで送り届けた俺は教室に辿り着いた。教室には誰も居なかった。そして、真っ先に自分の席の元に行き、机に顔を伏せた。
そして、俺は……
綾小路「……ふぅー。」
無人の教室で大きく息を吐いてから、眼を閉じた。
今、俺がこんな行動をしてる理由……それは必死に煩悩を振り払う為だ。少しでも気を抜くと、思い出してしまう。
帆波の豊満な胸と太ももの感触を。
綾小路「凄く柔らかかった……じゃない。落ち着け、俺。」
教室に誰も居ないとは言え、自分の部屋以外でこんな風に独り言を言うのは初めてだ。
それくらい今の俺は冷静で居られてない。俺だって思春期真っ只中の健全な男子高校生。女性の胸や太ももに触れたら、心が落ち着かなくなるのは当然だ。
とにかく、今は落ち着こう。深呼吸を……
ガラッ……!
櫛田「あ!清隆くんいた〜!」
堀北「……貴方は相変わらず朝早いわね?」
綾小路「……桔梗、鈴音。」
俺が深呼吸をしようとした瞬間、教室のドアが開いた。
担任の茶柱がカーテンを開けに来たと思ったが、入ってきたのは桔梗と鈴音だった。
櫛田「おっはよう、清隆くん♪」
堀北「おはよう、清隆くん。」
綾小路「おはよう……二人とも今日は随分来るのが早いな。どうしてだ?」
桔梗は自分の席に鞄を置いた後、俺の席に挨拶にやってきた。
俺の隣の席に座っている鈴音も挨拶をしてきた。
櫛田「私は〜清隆くんがこの時間に登校してるって聞いて、早く来てみました〜♪」
堀北「私は早く目が覚めただけよ。」
綾小路「……そうか。」
鈴音は有り得そうな理由だが……桔梗は不思議な理由だな。
俺が登校してる時間と知ってどうして早く来るんだ?まぁ、別に何だっていいが。
櫛田「きーよたーかくん!せっかくだからお喋りしよ♪」
綾小路「桔梗も物好きだな……まぁ別に構わないが。」
櫛田「やった♪じゃあ、もっと近くに寄ろうっと//////♪」
桔梗は俺の机に乗り出すように、顔を近付けてきた。
桔梗も帆波と同じで、本当に距離が近い。近すぎて緊張するんだが…
堀北「……あなたたち、ちょっと近すぎるんじゃない?」
櫛田「え〜そうかなぁ?いつもこれくらいだよ〜?」
堀北「そんなに近いと喋りづらいと思うけど?」
櫛田「別に堀北さんに関係無いじゃん。それともなに?堀北さん、私に清隆くんと仲良くされるのがイヤなの〜?」
堀北「べ、別にそういうわけじゃないわよ//////!」
俺たちの距離の近さに鈴音が苦言を呈してきた。
売り言葉に買い言葉で桔梗も直ぐに反論してい
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