暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
あたしたちが『ママ』で清隆が『パパ』で。
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てる状況を理解して無いだけかもしれないが。

星之宮「えー!?うぅ……どうしよう、サエちゃん?」

茶柱「困ったな……」

坂柳「先生方。私たちはこの子たちと一緒に居ても構いませんよ?」

神室「はぁ?……あんた本気?」

坂柳「ええ♪小さなお子さんたちにこんな事言われたら断れませんわ♪」

一之瀬「それもそうだね!それなら私たちもついて行っても大丈夫ですよ、星之宮先生!」

櫛田「私もー!」

朝比奈「ま、乗りかかった船って奴?私も大丈夫ですよ〜」

椎名「私もついて行きます。今は押し問答を繰り返していても話しが進まないでしょうし。」

ごねるゆいたちを見て、有栖たちは茶柱にゆいたちと一緒に居ても良いと言ってくれた。

有栖は、何処か楽しそうに微笑んでいたのは気になったが……

これは本当に助かる。今は一刻も早く、この場から脱したいからな…。

堀北「そうね。それに……そこでずっと黙りを決め込んでる彼に聞くことが山程あるもの。」

長谷部「確かに。ここじゃ、色々聞きにくいしね〜」

佐倉「う、うん…」

鈴音が俺を睨みながら言った後、他の女性陣も俺を見てきた。

それはもう食い入るように。

別に黙りを決め込んでた訳じゃなかったんだが……

茶柱「……やむを得ない。堀北たちにもついて来て貰おう。綾小路は言わずもがなだが。」

星之宮「OK♪じゃあ、一之瀬さんたちはこの子たちと手繋いでてね〜。はぐれたりすると大変だから♪」

星之宮の一言で帆波たちは、ゆいたちと手を繋いだ。茶柱や鈴音は遠慮がちに繋ぎ、真澄と伊吹は有栖とひよりに繋がされていた。

ゆいたちは帆波たちが自ら手を繋いでくれたことに喜んでる様子だった。その状態で、星之宮を先頭にして並んで視聴覚室に向かう。

俺は一番後ろで星之宮たちを眺めていたら……

眞島「……綾小路。理事長がお前を呼んでいる。後で、理事長室に向かってくれ。」

綾小路「……分かりました。」


すれ違い様に眞島先生にそう言われて、俺は小声で返事をした。


予想はしていたが、やはりこうなるか……俺がこの件の重要参考人なのは一目瞭然。接触を試みようとするのは当然だ。


まぁ、それと同時に俺が騒ぎの中心になってる事に興味を持ってるのかもしれないが。何にせよ……これから面倒な事が沢山あるのは間違いないな…。


そんな気持ちを抱えて、無数の視線を浴びながら俺は視聴覚室に向かった。

視聴覚室。

ガラッ……!

ゆい「おー!けっこうひろーい♪」

かすみ「ま、わるくないかも。」

まき「おにごっこできそー♪」

ちか「おにごっこやろーやろー♪」

つくし「わたしもやるー!」


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