綾小路くんと15人の子供たち
未来からやって来た少女たち
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く「綾小路みく!」
みすず「綾小路みすずです、お父様。」
ひまり「綾小路ひまりと申します♪」
クリス「年齢は皆さん同い年の4才です♪以後お見知りおき下さい、お父様♪」
俺が聞く前にクリスが笑顔で言った。そうかー……全員綾小路姓なのかー……うん、それは凄いなー……じゃあここに居る全員未来の俺の子供なのかー…。
……いやいやいやいや、ちょっと待て。一体何がどうなったらそんな事になるんだ?未来の俺の家系図はどうなってるんだ?あの男はそれを許したのか?
まずいな……思考が追いつかない。
こんなにも思考が固まった経験は生まれて初めてだ……『ホワイトルーム』に居たときですら、そんな経験は無かったと言うのに。今の俺は鳩が豆鉄砲を食らったような間抜けな表情をしているに違いない。
綾小路「…………」
ななみ「たいへん、たいへん!パパがまったくうごかなくなっちゃったよ?」
ゆい「おーい、パパー?」
みく「なんだよ、とうさんまたボーッとしてんのか?」
ひまり「みくさん。お父様は今、色んな角度から物事を考えてる最中ですから邪魔してはいけませんよ。」
まき「ひまりちゃんのいってることむずかしくてわかんないや…」
ちなつ「いまはパパのかんがえがまとまるまでまってればいいってことだよ。」
落ち着け、俺……一旦、状況を整理しよう。ここに居る全員は未来からやって来た4才の俺の子供。
しかも、15人……未来の俺は何をしでかしたんだ?いや、一旦それは後で聞くとして…
総合的に今の状況を鑑みると『未来』から来たっていうのは強ち嘘じゃ無さそうだ。
綾小路「俄に信じがたいが……今はお前たちの事を信じるとしよう。そうでなければ色々説明がつかないことの方が多いからな。」
クリス「瞬時に物事を理解する能力……流石は私たちのお父様ですわ♪」
ひまり「お父様なら当たり前ですね。」
ななみ「パパがしんじてくれたー♪」
ゆい「やったー♪うれしー!」
まき「わぁーい♪」
あおい「こんなかんたんにしんじてくれるなんてさすがはわたしたちのパパだー!」
あかり「そ、そうだね!」
みく「ほんとにしんじてんのかよー?てきとーなこといってるだけじゃないのか?」
はるき「きよぽんパパはそんなむせきにんなこといわないよ、みくちゃん。」
みすず「そうよ。私たちのお父様はそんな愚かな人ではないもの。」
ちか「なんかむずかしいけどパパはスゴいってことだよね、さなちゃん?」
さな「そうだな。」
つくし「パパがおどろくかおスゴくおもしろかったなぁ〜♪」
かすみ「たしかにおもしろかった。」
実際、少女たちの言葉
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