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綾小路くんがハーレムを構築する話
春休み最後は全員集合するようだ。
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5番→真澄、松下。

6番→鈴音、伊吹。

7番→茶柱、星之宮。

ちなみに俺の右側が有栖たちで左側がひよりたちとなった。

尚、3曲終えたら席を移動するルールも追加されたようだ。何故、先生方や伊吹たちもペアに参加させられたのか気になったが……

坂柳「では、順番も決まったことですしカラオケをはじめましょうか♪誰から歌いますか?」

軽井沢「はいはーい!最初はあたしらから歌いまーす♪二人とも準備して〜」

佐藤 松下「「はーい♪」」

堀北「最初からうるさくなりそうね…」

長谷部「じゃあ、次は私たち歌お!愛里♪」

佐倉「うん♪」

櫛田「あ!新曲来てるよ、帆波ちゃん!これ一緒に歌おうよ♪」

一之瀬「いいね〜♪星之宮先生もデュエットしましょうよ♪」

星之宮「まっかせなさぁーい♪先生もアゲアゲでいっちゃうから♪サエちゃんもテンション上げてね〜?」

茶柱「煩い……私は大人しくお前たちの歌でも聴いてる。」

神室「……私も今日は聴く専で。」

伊吹「……あたしも。」

軽井沢「じゃあ歌いまーす♪」

綾小路「……」

ここに入ってから色々、揉めたりしたが漸く無事にカラオケがスタートした。

出来ればこのまま何事もなく、終わることを俺は祈った。

〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪

最初に恵たちが盛り上げてくれたお陰でこの空間も良い雰囲気となった。

今は、波瑠加と愛里が絶賛歌い中だ。

俺の両隣には有栖とひよりが腕を絡ませながら座っている。周りの視線が非常に痛い……と言うか恐い…。

綾小路「……少し距離が近すぎないか?」

坂柳「ふふ♪何せこの人数ですからね。詰めて座らないといけないんですよ、清隆くん//////♪」

椎名「そうです。これは不可抗力なんですよ、清隆くん♪」

綾小路「いや、だからって腕まで組む必要は…」

坂柳「まぁまぁ、細かいことは良いじゃないですか♪(あぁ、清隆くんの体温をこんなにも近くで感じ取れるなんて最高です…//////それに彼の匂いはとても安心します//////♪)」

椎名「あまり気にしすぎるのも良くないと思いますよ♪(流石にここまで密着すると緊張しますね…//////?心臓の鼓動がいつもより早いです//////)」

俺をからかうように二人はそう言った。

詰めすぎにも程があるだろ……俺の腕を絡める必要もないと思うんだが…

綾小路「とりあえず一回、離してくれないか?ジュースが飲みたいんだが…」

椎名「むー……」

坂柳「あら?それは仕方ないですね♪」

ひよりの『むー』なんて台詞初めて聞いたな…非常に可愛いらしいが。

とりあえず、一度喉を潤したい。この状態は緊張して喉が渇く……

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