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綾小路くんがハーレムを構築する話
知的で計算高い美少女が襲来 俺の部屋編
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しかし、3人ともノリノリの様子だったので俺は極力水を差さないようにトランプを切ることに徹底した。





1時間後……





綾小路「今日はここまでにしとくか?」

坂柳「……そうですね。」

椎名「……そうして頂けると幸いです。」

軽井沢「あー……つかれたぁー…」

1時間にも及ぶトランプバトルに恵たちは想像以上に体力を使ったらしい。

3人ともぐったりとしていた。恵はともかく、有栖とひよりのそんな様子を見ることになるとは思わなかったな…

綾小路「今、新しくコーヒーを淹れるから待っててくれ。」

軽井沢「よろしくぅ〜……」

綾小路「あぁ。」


ババ抜きが終わった後は神経衰弱、ページワン、7並べの3種目やった(それぞれがやりたかった種目らしい)


神経衰弱では有栖が無類の強さを誇り完勝。俺とひよりは僅差だったが……恵は惨敗だった。記憶力勝負のこの種目で流石に恵は俺たちに敵う筈が無かった。


だが、次の種目のページワンでは何と恵が1抜け。正直、運に恵まれての勝利だったかもしれないが……まぁ、よしとしよう。恵は飛び上がって喜んでいた。


7並べはひよりの勝利。有栖とひよりの駆け引きは中々見応えがあった。ちなみに恵はパスを使いきって失格だった。


綾小路「どうぞ。」

坂柳「ありがとうございます、清隆くん♪」

軽井沢「ありがと、清隆……あ〜この一杯が沁みるぅ〜」

椎名「疲れが吹っ飛びますねー……」

3人ともコーヒーを飲んで、ほっこりした様子だった。

俺も正直やっと心を落ち着ける気がする……後はこのまま何も起こらずに帰って戴くだけだな。

まぁ、これ以上精神的な負担があるわけ無…

坂柳「さて、落ち着いたところで……清隆くんからご褒美貰いましょうか、皆さん♪」

椎名「そうですね♪」

綾小路「……」

無いわけでもなかった。有栖たちが勝手に着けた条件を忘れている筈が……ん?

今、皆さんって言わなかったか?

軽井沢「え?皆さんってどういう…」

坂柳「あら?どうかなさいましたか、軽井沢さん?」

軽井沢「いや、だってさ……総合的な勝者は坂柳さんでしょ?坂柳さんだけが清隆にお願い出来る筈じゃ…」

俺が聞こうと思った事を恵が代弁してくれた。

実際その通りなわけで……ん?待てよ?

『勝ったプレイヤーは清隆くんにお願いを1つ出来る権利とかどうですか?』

勝ったプレイヤー……ってことは……つまり…

坂柳「確かに私はそう言いましたが……別に一人とは言ってませんよ?あくまで私は『勝ったプレイヤー』と言った筈です♪」

軽井沢「え?ん?と言うことは……」

椎名「私
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