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綾小路くんがハーレムを構築する話
知的で計算高い美少女が襲来 俺の部屋編
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のが気に入らないのか全く俺と目を合わせてくれない。

いつも眼で訴えてくることが多い恵がそれをしないと言うことは……相当おかんむりのようだ。

そして、その様子を見た有栖が…

坂柳「ふふ♪そんなに怒らないで下さいな、軽井沢さん。私たちは直ぐにお暇しますので♪」

軽井沢「あーそうですか(なら今すぐ帰んなさいよーーー!!!てか、なんであんたたちが清隆の隣ちゃっかり座ってるのよ!)」

椎名「ところで、お二人は何をなさるおつもりだったんですか?」

軽井沢「別に……特別なんかしようとは考えてなかったけど…」

坂柳「でしたら私、暇つぶしに持ってこいの良いものを持ってますよ?少々お待ち下さい♪」

有栖は自分のバッグから何やら取り出し始めた。

一体何を持ってるんだろうか?

坂柳「これを皆さんでやりませんか?」

軽井沢「こんなのよくバッグに入ってるわね…」

坂柳「ふふ♪よく真澄さんとするんですよ。」

有栖が取り出したものはトランプだった。

確かに暇つぶしに持ってこいの代物だ……俺の部屋には何も無いから丁度良い。

椎名「トランプ……いいですね。早速やりましょう♪」

綾小路「そうだな……」

坂柳「決まりですね♪では、早速…」

軽井沢「あたしはやらない。3人で仲良くやれば?」

坂柳「あら?そうですか?」

恵はトランプをする気分では無いらしく、スマホを操作しながら寝転がっていた。自分の部屋のように寛いでるな……恵は。

しかし、恵を放っておいて有栖たちの相手だけしてれば今よりもっと不機嫌になるのは目に見えてる。

恵にも参加して貰わないとな。

綾小路「そんな事言わないで恵も一緒にどうだ?」

椎名「そうですよ。せっかくですから軽井沢さんも一緒にやりましょう?」

俺は出来るだけ優しく恵に問いかけた。ひよりも気を利かせて一緒に誘ってくれた。

すると有栖が…

坂柳「お二人とも。こういう時は軽井沢さんも参加したくなる条件をつけるべきです♪例えば……勝ったプレイヤーは清隆くんに1つお願い出来る権利とかどうです?」

綾小路「……は?」

椎名「名案ですね♪」

綾小路「いや、ちょっと待ってくれ。何故そうなる?」

坂柳「いいではありませんか♪勝った人にご褒美があった方がゲームも盛り上がりますし♪どうです、軽井沢さん?」

有栖の提案は俺に難易度高すぎだろ……お願い出来る権利って急に言われてもな…

そもそも俺が勝った場合、何もメリット無いのも可笑しい気が……

それにそれで恵が参加するわけが…

軽井沢「……やる//////!!!」

坂柳「だそうです。いいですよね、清隆くん?」


急に不貞腐れ状態か
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