知的で計算高い美少女が襲来 俺の部屋編
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軽井沢「清隆ズルすぎ……////////////」
清隆のさっきの言葉があたしの脳内でグルグルとエコーされて響き渡るような感覚を思い出す。
清隆が何を勘違いしたのか分かんないけどさ……破壊力有りすぎよね、あのセリフ//////
女の子なら誰でも憧れる言って欲しいセリフを耳元で囁かれたら誰だって正気保ってられなくなるわよ//////!
誰だってベッドから転げ落ちてのたうち廻るに決まってるわよ//////!
チン……!
軽井沢「あれ?」
あたしが悶絶しかけたところでエレベーターが止まった。
この階は確かDクラ……いや、Cクラスの女子部屋の階だ。
春休みだし、この時間に誰が乗ってきてもおかしいわけじゃないんだけどさ。
そして、扉が開いてそこに居たのは…
軽井沢「!」
???『おや?軽井沢さんじゃないですか。おはようございます。』
あたしも良く知ってる女子だった。
いつも通り、おっとりとしていて清楚な服装が良く似合う……椎名さんだった。
軽井沢「お、おはよー…椎名さん。」
椎名「今からお出かけですか?」
軽井沢「あーうん…ちょっとそこまでみたいな?」
椎名「そうですか。私も似たようなものです。」
椎名さんはそれだけ言って、エレベーターに乗る。
その際、あたしは2つ気になった……椎名さんが押した階は清隆の部屋のある階だった。そして、バッグには入れず大事そうに持っている難しそうな本。
え?まさかとは思うけど…
軽井沢「あのさ……椎名さんは今からどこに行くの?」
椎名「今から清隆くんの部屋に本を渡しに向かおうと思いまして♪」
軽井沢「ふぇっ!?」
あっけらかんと話す椎名さんにあたしは唖然した。
ちょ、ちょっと待って……まさか清隆の奴あたし以外にも声掛けたっての?
いや、でも清隆は予定無いって言ってたから考えにくい。
清隆が嘘をつくとは思えないし……てことは…
軽井沢「椎名さん、それってさー……清隆にちゃんと連絡入れたの?」
椎名「いえ。もし、彼がご不在の場合は持って帰る予定でしたので。」
軽井沢「そ、そうなんだ……」
良かった……やっぱり、清隆が誘ったわけじゃないのね…紛らわしいことしないでよ、バカ清隆(八つ当たり)
あれ……待って?この流れまずくない?
清隆の事だから椎名さんも一緒に部屋に招き入れるんじゃないの…?
それは絶対ダメーーー//////!!!
せっかくの清隆と二人っきりになれるチャンスなのに……なんとかしなきゃ…
チン……!
またもエレベーターが止まった。この階はAクラスの女子部屋の階……スッ
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