知的で計算高い美少女が襲来 俺の部屋編
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それは…//////』
綾小路「?」
さっきまでは俺に饒舌に文句を言ってきた恵が急に焦り始めた。
何か困り事でも起こったのだろうか?
休みの日に態々電話してくるくらいだからな……とりあえず恵を安心させる言葉でも掛けておくか…。
綾小路「何か不安な事でも起こったのか?安心しろ、恵の事は必ず俺が守ってやるから。」
軽井沢『へぁ////////////!?』
俺がそう言った後、さっきより大きな声で間の抜けた返事と共に凄い物音が聴こえた。
一体どうしたんだ?
綾小路「恵……大丈夫か?」
軽井沢『だ、だだ、大丈夫でふけど//////?』
いや、凄いどもってるんだが…本当に大丈夫なのか?
まぁ、声を聴く限り元気そうだが……
綾小路「そうか。じゃあ、切るぞ?また…」
軽井沢『はぁ?ちょっと待ちなさいよ!何でナチュラルに切ろうとするわけ?まだあたしは何も言ってないでしょーが!!!』
綾小路「……冗談だ。それより用件があるのか無いのかどっちだ?」
軽井沢『あるわよ!!!けど10秒待って//////!すぅーっ……はぁーっ……すぅーっ……はぁっー…』
恵は電話口でも聴こえるくらいの大きな深呼吸をしていた。
そんな覚悟を決めるくらい大事な用件なのだろうか?
出来れば面倒な事じゃないと祈りたい。
軽井沢『あ、あのさ清隆……今日予定とかあったり…』
綾小路「無い。」
軽井沢『……いくらなんでも即答過ぎない?じゃあ、いま部屋にいるの?』
綾小路「あぁ。部屋の掃除をしていた。」
恵は俺の予定なんか聞いて何の意味があるんだ?
恵の考えてることは良く解らないな……最近。
すると…
軽井沢『ふ、ふーんそうなんだ……じゃあさ…今から…あんたの部屋に遊びに行ってもいい//////?』
綾小路「は?」
軽井沢『は?ってなによ?部屋で独りで寂しく過ごしてるあんたの為に可愛いあたしが遊びに行ってあげるって言ってるの//////!』
綾小路「いや、遊ぶものなんて俺の部屋には無いからつまらないと思うんだが…」
恵のあまりの唐突の申し出に驚いた。用があって俺の部屋に来るなら解るが……
遊びに来るなんて急に言われても俺の部屋には何も無いんだが…。
軽井沢『あぁ、もう!行っても良いのか……ダメなのか……ハッキリしてよ……バカ…』
綾小路「……」
恵は聴こえるか聴こえないか分からないくらいの声量で返事を求めてきた。さっきと打って変わって随分しおらしくなったな…
ここで、安易に断ると恵の今後に支障が出るかもしれない。
ここは……
綾小路「……分かった。来てもいいぞ?」
軽井
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