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綾小路くんがハーレムを構築する話
知的で計算高い美少女が襲来 俺の部屋編
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4月初旬。

AM11:00

普段、この時間は部屋でゆっくり寛いでる事が多い。

春休みも残り僅か。これからの進級に備えて休息するのは大切な事だ。

しかし……今の俺は普段とは少々異なる事態になっている…

軽井沢「ぜっっったい負けないんだから!!!」

坂柳「臨むところですわ♪ふふ、こんなにワクワクするのは久々です♪」

椎名「私は大勢でこのような遊びをしたことが無いので非常に楽しみです♪」

綾小路「ふぅー……」


今、俺は美少女3人に言われるがまま、トランプを切ってる……何故、この3人が俺の部屋に集まっているのか?


どうしてトランプをすることになってるのか?話しは少し前に遡る…























AM10:00

綾小路「……こんなものか。」

俺はその時間、部屋の掃除をしていた。大して物も置いてないから部屋の掃除は楽だ。

自分の部屋だけでなく、浴室やトイレ、玄関等、それこそ部屋中を隈無く掃除した。

一段落終えてコーヒーを淹れようとキッチンで準備していた時…


ブー……ブー……ブー……ブー……ブー……


綾小路「……ん?」

ベッドの上に置いてあるスマホが震えていた。

電話のようだった。

……一体誰だ?俺に電話をしてくるような相手はそう居ない。

正直出るの面倒だな……暫く放っておくか。俺が出ないと判れば直ぐに諦めるだろう…


ブー……ブー……ブー……ブー……ブー……ブー……


しかし、電話は一向に切れる気配がない。俺が出るまでかけ続ける勢いだ……仕方ない。

俺はコーヒーをテーブルに置いてから渋々電話に出た。

綾小路「……もしもし?」


???『……へぁ//////!?』


電話口から聴こえた声は間の抜けた返事だった。

こんな声を出すのは一人しか居ない。

綾小路「何か用か……恵?」

軽井沢『きゅ、急に電話に出ないでよ//////!心臓止まるかと思ったじゃない、バカ清隆//////!』

電話の相手は恵だった。相変わらず、無茶な言い分をする奴だ……

電話をしてきたのは、恵だと言うのに捲し立てるように文句を言ってきた。

綾小路「はぁ……」

軽井沢『ちょっと!今、タメ息ついてたでしょ?ちゃんと聴こえてんだから!てか、こっちが電話するのにどれだけ緊張したと思って…//////』

綾小路「たかが電話で何故緊張するんだ?」

軽井沢『うっさい、バカ//////!』

バカバカと俺に言えるのはお前くらいだな……

綾小路「……それで電話して来た理由は何だ?」

軽井沢『あ、えっと、
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