暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
ツンデレでクールな美少女との遭遇 喫茶店編
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った……

ここまでしてもらって要らないとは言えない……それに折角の好意を無駄に出来ない。

俺は……意を決して口に運んだ。真澄のパンケーキはストロベリーだったからイチゴの甘味が口に広がりうまかった。

綾小路「これ、うまいな…一口くれてありがとな、真澄。」

神室「別にこれくらい……あっ//////!」

綾小路「……どうした?」

神室「な、なんでもないわよ//////!」


真澄は俺にパンケーキを一口くれた後、一瞬動きを止めていたが…残りのパンケーキを一気に食べ進めていた。


今更だが……今のって俗に言う、あーんってやつじゃないか?それに間接キスになるんじゃ…いや、真澄はそんな事気にするタイプじゃないし大丈夫か…。


それよりも俺は今……鈴音に腕をつねられていて、伊吹にはテーブルの下から膝を蹴られていて痛い…。


綾小路「あの二人とも痛いんだが…」

堀北「別に私はつねる以外何もしてないけど?」

伊吹「あたしも蹴る以外何もしてない。」

綾小路「いや、それって物理的にダメージ与えてるだろ……急に攻撃するのはやめてほしいんだが…」

堀北「単純に腹が立っただけよ。」

伊吹「なんかストロベリーだけ誉めててムカついたから。」

綾小路「……」

伊吹がムカついた理由はそれか……鈴音は明らかに怒ってるようだが…

そもそも俺は真澄に貰った味しか食べてないから、他のやつを誉めるも何もないんだが…。

伊吹「てか、あたしの抹茶の方がうまいし。」

堀北「……聞き捨てならないわね?私のキャラメルだって美味しいんだけど?」

伊吹「はぁ?キャラメルとかそんな甘ったるいものなんかで抹茶の深い味に勝てるわけないでしょ?」

堀北「抹茶こそ至高だとでも?他の味を否定から入って決めつけるなんて幼稚ね?」

伊吹「は?だったら比べてみる?」

堀北「望むところよ。」

何か急に鈴音と伊吹の抹茶VSキャラメル戦争が勃発し始めたんだが……

鈴音と伊吹は丁度、正面同士に座ってるから互いにどっちが睨みあいを続けていた。

頼むから穏便に頼むぞ…

堀北「でも、私は抹茶なんて好きじゃないわ。」

伊吹「あたしもキャラメルなんて甘ったるいものなんか好きじゃない。」

堀北「じゃあ、第三者の目線から決めて貰おうじゃない。てことで…」

二人は俺を睨みつけて、何か準備し始めた。

凄い嫌な予感がするんだが……

そしてその予感が的中する。

綾小路「あのー…何で俺にフォークを突き付けてるんでしょうか?」


堀北 伊吹「「あなた(あんた)が決めて!!」」


俺は二人からそれぞれのパンケーキを目の前に差し出された……



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