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綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
ツンデレでクールな美少女との遭遇 喫茶店編
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かないか……

綾小路「あー……とりあえず、今は店に入らないか?目的は一緒だし、ここで喧嘩してもしょうがないだろ?」

神室 堀北 伊吹「「……」」

俺が反射的に頷きながら答えてしまったのもあるが、ここに来た目的は全員一緒だ。

それならいっそ全員で入ってしまえば話しは早い。

二人はお互い顔を背けて黙ったが、帰る素振りは見せなかった。二人とも意地になってるんだな…

綾小路「すみません。案内お願い出来ますか?」

店員『は、はい//////!もちろんです!ではこちらにどうぞ♪』

店員は営業スマイルを取り戻し案内してくれた。

真澄と俺が先に店員について行き、二人も渋々俺たちの後ろをついてきていた。

その際、俺は二人に背中を足蹴にされた。息ぴったりだった……俺に諭されたのがよっぽど鼻についたんだろうな…。

店内。

ガヤガヤ……

店内に入ると、オシャレな内装で女性に人気なのも良く解った。

店内では女性たちの賑わう声がそこかしこから聴こえた。

しかし俺たちのテーブルはと言うと……


神室 堀北 伊吹「「「………」」」


異様な空気に包まれている。まぁ、大して話した事無いこのメンツが相席になればこうなるのは必然だが…


ちなみに席は鈴音と伊吹が隣同士を嫌った為、4人テーブルの右側が俺と鈴音で左側が真澄と伊吹で座ってる。


そして、数分ずっと無言が続いている。そんな状態の俺たちのテーブルに周りも興味を持ち始めていた。


綾小路「あー……何か頼まないか?」

堀北「そうね。私はロイヤルミルクティーとキャラメルシロップパンケーキでお願いね、清隆くん。」

神室「……私はストロベリーホイップパンケーキとタピオカミルクティー。」

伊吹「……あたしもタピオカミルクティーと抹茶パンケーキ。」


俺は呼び出しボタンで店員を呼んで鈴音たちのご所望の品を頼み、俺はホットブラックコーヒーにした。


鈴音たちが甘いものを頼むとは……真澄は甘党だとは思ってたが、鈴音と伊吹は意外だ。


確かにメニュー欄に人気と表記されてるが…そんなに人気なのだろうか?


堀北「そんなに私たちが甘いもの頼むの変かしら、清隆くん?」

綾小路「そんな事思ってないが…」

堀北「そう?でも、あなた凄く珍しいものを見てるような顔してるわよ?」

神室「……確かに。」

伊吹「は?あたしにはいつもと同じで無表情にしか見えないけど?なにが違うんだか…」

堀北「そうね、伊吹さんには分からないでしょうね。」

伊吹「その言い方なんかムカつくんだけど……そんなにこいつの事分かるんだ、へぇースゴいわねー?」

堀北「貴女の言い方も腹が立つ
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